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開成教育グループ

2018年度 感単勉強会実施レポート掲載 2018.06.10

2018.07.04

 感単勉強会 開催

2018年6月10日(日)、感単勉強会を実施しました。今回は“感動!こんなに覚えやすい単語勉強会”、感単勉強会の内容をお伝えします。

大学入試の英語攻略に必要な力とは?

英語の学力を上げるにはどうしたらよいのでしょうか?大学入試英語攻略には何をすればよいのでしょうか?現在、大学入試英語問題の大部分を長文読解問題が占めています。
では、長文読解問題を攻略する上で必要な力とは、何でしょうか?
それは、大きく分けると3つあります。

①語彙力
②文法力
③読解力

この3つがバランスよく身について初めて長文読解問題で正解することができます。
ですが、語彙力が長文読解に必要なのはわかってはいても、なかなか英単語が覚えられないという人も多いのではないでしょうか?また、文法を勉強して文法問題は解けるようになっても、長文読解にその力を生かせないという人も多いのではないでしょうか?

感単勉強会とは?

“感動!こんなに覚えやすい単語勉強会”

みなさんは、英単語にどんなイメージがあるでしょうか?

・英単語は丸暗記するもので、なかなか覚えられない…つまらない…
・頑張って覚えて小テストでは正解できても、時間がたつと忘れてしまい、長文読解で出てきても単語の意味がわからずつまってしまう…

こんな人も多いのではないでしょうか?

“感単勉強会”では、英単語を覚えやすくしたり、また、長文を読む中で知らない単語の意味を推測しやすいようにしたりする方法をたくさん学びます!また、文法力を生かして長文を正しく読む方法も学び、英単語だけでなく大学入試に必要な英語力を向上させます!

単語暗記法① 語源授業

実は、英単語には、それぞれの単語が出来た“由来”=“語源”があります。日本語もそうですが、語源を理解すると、覚えることが楽になったり、場合によっては知らない単語の意味を推測する手掛かりになったりします。

≪英単語の構成≫
接頭辞(あたま)   語根・語幹(どうたい・おなか)   接尾辞(しっぽ)


例)international 国際の ⇒接頭辞+語幹+接尾辞
             inter+nation+al
             間+国家+の

 

例えばこのように、英単語はいくつかの部分にわけられるものが多いです。
「接頭辞・語根(語幹)・接尾辞」をそれぞれ、動物に例えると「あたま・どうたい・しっぽ」であらわせます。
単純に単語を丸暗記するのは効率的ではありません。それぞれの接頭辞・語幹・接尾辞の意味を知り、その知識を利用することで、単語を効率的に理解すること、覚えることに役立ちます。
感単勉強会では、約50語の単語を、接頭辞・語幹・接尾辞に注目して勉強します。丸暗記ではなく成り立ちに着目して学ぶため、効率的に理解でき、またその日に取り扱った50語以外の単語の理解にも役立ち、結果として50単語以上の知識が身に付きます。

単語暗記法② メモリーツリー ~楽しく単語を覚えよう!~

「メモリーツリー」とは、単語と単語を繋げていき、1つの大きなツリーを作るアクティブラーニング形式の学習方法です。一つの単語からスタートして、そこから「意味が似ている」「意味が反対」「語源が同じ」「派生語」など、関連から単語を繋げていきます。
生徒たちは、5人前後の班分かれます。そして、チーム一丸となって、仲間と考えながら課題を解決していくワークを通じて、単語を関連付けて覚えていく工夫を学んでいました。

単語暗記法③ 語源かるた ~語源から単語を作ろう!~

「語源かるた」とは、読み札に「接頭辞」「語幹」「接尾辞」が書かれており、読み上げられたものに繋がる「接頭辞」「語幹」「接尾辞」が書かれた取り札を、探してとるかるたゲームです。かるたゲームとして取り組むことで、英単語の語源を意識する助けにします。
生徒たちは5人前後の班に分かれて、チーム対抗戦で、たくさんの取り札をとれるように協力し合っていました。

単語暗記法④ 長文を利用した暗記法

長文を読む中で、知らない単語に出会うことも多くあります。長文を利用した暗記法もご紹介します。

①自分の知らない単語にマーカーをひく
②余白に英単語、品詞、訳などを書く
③マーカーを引いた単語の前後の単語を交え、短文として覚える
④定期的に音読を行い、覚える

長文問題を解いた際に、①~④も合わせて行うことで、長文問題対策と合わせて、単語暗記もすすめることができます!

文法力を使って英文を正しく読む方法講座

文法力には2種類あります。1つは、文法問題・語法問題を解く為の文法力です。
もう1つは、「文を正しく理解するための力・読解の為の文法力(構文把握力)」です。

英語の文を読む際に、単に単語の意味を全て調べてあてはめても、正しい意味はわからない場合があります。英語と日本語では、文の構造が異なるからです。英語の文の意味を正しく知るには、「文型」「構文」が必要です。
「文型」「構文」の知識を使って、英文の意味を考えることで、「日本語とは構造が異なっている英文の意味が正確にとれる」「意味がわからない単語が英文の中に出てきても文型・構文から意味が推測しやすくなる」というメリットがあります。
また、「文法」「構文」を考えて読む習慣をつけることで「なんとなく単語の日本語訳をあてはめて読み、意味を理解する」という状態から「根拠を持って読むことができるようになる」という状態になることができます。
このようにして読むことを「精読」と言います。この「読解のための文法力」を身につける訓練である「精読」をするかしないかで、その後の読解力の伸びが大きく変わります。

生徒たちは、単語の覚え方の授業に加えて、英文の構造をとらえて精読する授業を受けることで、英文を読む力をさらにつけていました。

開成教育グループ 個別指導学院フリーステップでは、英語力をアップさせるために、教室での普段の授業だけではなく、数多くのイベントを開催しています。上手に活用することで、入試に向けて万全の準備を行うことができるようになっています。

 

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