桃山学院大 一般入試に向けて(英語)

2009年12月25日 金曜日

桃山学院大の一般入試対策講座に参加してきました。当日は英語の対策についての話がありましたので、ここでご紹介します。

桃山学院大の英語の入試問題ですが、一般前期A・一般前期B・後期3つの入試それぞれの問題を見ると出題傾向がバラバラです。一言で言うと「バラエティに富んでいる」出題形式です。

例えば2009年度の入試問題を見てみますと、一般前期Aは大問2題(小問68問)であるのに対し、一般前期Bは大問4題(小問35問)、後期は大問3題(小問30問)となっており、大問数も合計の小問数もバラバラです。

全方式の共通点を挙げるとすれば、「語彙・文法・語法に関する出題が多い」という点です。基礎的な単語・文法・語法の力は必須ですが、それ以上に各方式の出題傾向に慣れておく必要があるでしょう。「前期Aの問題をやったから前期Bも大丈夫だろう」と思わず、桃山学院大を受験する生徒は自分が受験する方式の過去問題を必ず解いておきましょう。

さて、一番受験者が多いと思われる一般前期Aと一般前期Bについて、もう少し詳しい情報をご紹介します。

一般前期Aですが、2009年度では空所補充問題が全68問中なんと62問も占めており、割合にして全体の90%以上になっています。空所補充問題の慣れが合否を大きく左右します。

一般前期Bは、2009年度を例にとると35問中16問が文法・語彙問題になっています。空所補充問題も出題されていますが、特に順接・逆接・因果関係といった「つなぎことば」がカギを握っています。

桃山学院大の英語の問題は、後ろの方の方式になるに従って難易度が上がっているように思われますので、何が何でも桃山学院大に!と思う受験生は一般前期Aで合格を勝ち取るよう、これから対策を進めていきましょう。