初芝立命館中 2011年度入試情報

2010年7月28日 水曜日

初芝立命館中高の塾対象説明会に参加してきました。

初芝立命館中 外観

現在、初芝立命館中高は中学と高校でキャンパスが異なります。今回の説明会は中学校のキャンパスで実施されました。元々、桃山学院大がキャンパスとして使用していたということもあり、非常に広大な敷地が印象的です。

その広大な敷地には今多くの重機が持ち込まれ、大規模な工事が行われています。といいますのも、高校が現校地から中学校のある北野田へ校地を移すことが決定しており、来春より中高が同一キャンパスに存在することになるからです。

校地移転及び高校入試についての情報は、こちらのエントリー「初芝立命館高 校地移転とコース制変更」で詳しくご紹介しています。ぜひこちらもご一読ください。

説明会 会場

今回は、中学校及び中学入試についての情報をご紹介いたします。高校及び高校入試の情報については、上記リンクからご確認ください。

まず、中学校の学校生活についてご紹介いただきました。中学にも硬式野球部を設置する構想があると発表されていましたが、この度めでたく創部された様子です。しかも関西初、だそうです。

2010年度の入試結果について簡単にまとめておきます。

今春は118名が入学、昨年は入学者数が131名だったことを考えると少しダウンしてしまっています。ただ、志願者数自体は昨年277名⇒今年289名と増えてはいるので、「他校の併願先として押さえられた」ということになるのでしょう。

入学者の出身地域についてもご紹介がありました。大阪府の北摂地域+京都府+兵庫県からの入学者が40%程度を占めており、「立命館」の名がついて以降知名度が確実に広がってきていることを示しています。また、奈良県からも毎年4~5名入学者を迎えている様子です。

来年度入試に向けて、大きな変更点があります。

昨年、立命館コースの入試科目・判定方式に大きな変更を加えて、理科や社会の配点の大小はあれど「基本的に4科で判定」というスタイルにされたのですが、来春少し変更されます。

「全員4科で受験」をするという点についてはこれまで通りですが、「4科総合型(4科)」「理科重視型(国算理)」「算数重視型(国算)」の3タイプから最も点が高いもので自動的に合否判定する形へと一新されます。

初芝立命館中 入試要項

4科総合型以外の2パターンは特定科目の配点が大きくなっている点がポイントです。

グローバルコースについては算国2教科で受験可能ですし、立命館コース受験者がグローバルへの回し合格判定をする場合、算国計200点で判定します。

両コースとも、A日程のみ「本人のみ・個人」の面接が課されている点も特徴です。

来年度の入試日程ですが、表にもありますとおり1/15(土)専願、1/16(日)併願、1/18(火)専願、となっており、2010年度入試での「3日間連続実施」から改められています。

さて、こちらのエントリー「初芝立命館高 校地移転とコース制変更」ですでにご紹介していますが、高校のグローバルコースがSとAに二分割されることになります。グローバルコースの生徒は高校進級時にどちらかを選ぶ必要があります。SとAの違いについて、詳しくはそちらのエントリーに書いています。