龍谷大 一般入試で得点率80%を超えれば・・・

2010年11月10日 水曜日

龍谷大の入試直前対策講座にお邪魔してきました。

龍谷大 入試直前対策講座

西宮で行われた回に参加したのですが、ご覧の通りちょっと寂しい参加者数でした。やはり、西宮という比較的大阪に近い場所であっても、京都にある龍谷大を志望する受験生は少ないのでしょうか・・・。

当日は20分ほどの入試説明と、1時間ほどの英語対策講座の2本立てで行われました。

始めの入試説明の部分では政策学部政策学科の新設や、入試のポイントについて説明していただきました。なお、政策学部についてはこちらのエントリー「龍谷大 2010年度入試結果と政策学部新設」でご紹介しています。

今回は入試制度上のポイントについてご紹介したいと思います。龍谷大の入試制度での注目点は次の通りです。

①1日2出願が可能
2つの入試方式(型)を使って同一学部(学科・専攻)に出願可能
1つの入試方式・型を使って2つの学部(学科・専攻)または同一学部の2つの学科・専攻に出願可能

②受験料の優遇
2教科型公募推薦入試で同一受験日に2出願する場合
一般入試(A・B・C日程)で同一試験日に2出願する場合

③入学時奨学金制度
・一般入試(A・B日程)のスタンダード方式(文系型・理工型)で、総合点の得点率が80%以上の合格者全員
・センター試験利用入試(前期募集)で入試成績上位(人数は学部により異なる)の合格者
・英語型国際文化学部 公募推薦入試で入試成績上位3位以内の合格者

面白いのは、③の入学時奨学金制度の中の一番始めの項目、「総合点の得点率が80%以上の合格者全員」の部分です。奨学金制度と言いますと、通常は適用人数枠が決められていて、それを厳格に守る傾向にあるのですが、龍谷大は一般入試(A・B日程)スタンダード方式に限っては人数枠を設けず、一定以上の得点率だった受験生全員を奨学金支給対象者としているのが特徴です。これで、周りの受験生がどれほど高い点をとっていても自分さえ80%を超えればよい、ということになります。

学費の点で保護者に出来るだけ負担をかけたくない、と思っている親思いの受験生もいることでしょう。そんな皆さんには一度龍谷大の受験を検討してみて欲しいと思います。