甲南大 理系学部での出題傾向

2010年11月16日 火曜日

甲南大のオープンキャンパスに行ってきました。

甲南大①

阪急 岡本駅から歩いて10分程のところにある、都市型の中規模大学です。

甲南大②

ご覧の通り、キャンパス内に入るとたくさんの緑を目にします。そして、ちょうどこのオープンキャンパスの日は学園祭である「摂津祭」が間近に迫っている、ということで、様々な催しの告知パネルが所狭しと並べられていました。

甲南大③

甲南大④

上の写真2枚は校舎の4階から写したものです。この写真からもわかりますように、緑が本当にたくさんあります。

入試対策講座(理系)

いろいろなイベントにお邪魔したのですが、今回は特に入試説明会(理系)の内容についてご紹介しようと思います。

甲南大は2001年に理学部を理工学部に改組し、物理・生物・機能分子化学・情報システム工の4学科体制として以降、2008年に知能情報学部を、2009年にはフロンティアサイエンス学部、それぞれを開設するなど、理系の充実ぶりが目を引きます。

そんな甲南大 理系学部での過去の出題傾向についてこの入試説明会(理系)でお教えいただきましたので、以下に簡単にまとめました(それぞれの画像をクリックすると拡大します)。

甲南大 出題傾向(理系)①

甲南大 出題傾向(理系)②

いろいろな教科で「記述」や「論述」といった言葉が出ているのが目につきます。答えだけでなくしっかりと途中式が構築できているかとうかを見たり、理科においては「図を描く」という点も見られていることから、かなり丁寧に受験生の選考を行っていることが分かります。

上の2つの表を、今後の対策の際の参考にして下さい。

甲南大⑤

上の写真は、ある校舎の1Fにあるエレベーター付近に設置されていたディスプレイで、パソコンが使用できる教室の空き状況と、それぞれの部屋の様子をモニタリングできるものです。ここで空いている部屋を見つけてから移動できますから、効率よく動けますね。

今回キャンパスを訪問してみて、特にパソコン教室の空き状況管理画面に代表されるように、大学自体の規模は大きくないものの設備の良さが印象深かったです。

「産近甲龍」というネーミングからいろいろと比較されるこれら4つの大学ですが、それぞれの良いところがあります。受験生の皆さんには、受験まで残り少ない日数となってはいますが、各大学の良いところを見つけるためにも受験予定の大学には必ず訪問してほしいと思います。