初芝立命館高 新校舎の全貌が明らかに!

2011年4月5日 火曜日

約1年前のエントリー「初芝立命館高 校地移転とコース制変更」でもご紹介しましたが、この春に初芝立命館高が南海高野線初芝駅付近にある現在の校地から、小・中がある同北野田駅が最寄りとなるキャンパスに移転することになっています。

高校生を新キャンパスで迎えるにあたって新しい校舎が作られていましたが、この度、高校用の新校舎が完成し、お披露目をしていただきましたので、早速お邪魔してきました。

初芝立命館高 新校舎 外観

上の写真が高校用新校舎です。地下1階・地上5階の構成となっています。

普通教室

選択教室

2~4階は普通教室と選択教室が配置されています。上の写真が普通教室、下の写真が選択教室の様子です。ホワイトボードではなく黒板が採用されていることがわかります。

情報教室

5階は特別教室が多数ありますが、その中でも最も目を引いたのがこの情報教室兼プレゼンルームです。

コンピュータを使って学習する情報教室として利用する場合、ご覧の教室を1つとして利用するだけでなく、パーティションによって2分割することも可能です。2クラスがそれぞれ同時に別の授業として利用可能になります。

また、プレゼンルームとして利用する場合、最大で約100名が収容可能となっています。大型スクリーンと高性能プロジェクターを備えた最新の環境が整えられたこの部屋では、立命館大や立命館アジア太平洋大の講義を聞けたり、オーストラリアなどの海外姉妹校とのテレビ会議が可能になっています。リアルタイムのテレビ懇談が出来ますので、非常に便利ですね。

プレゼンを聞く際には各テーブルのPCは不要です。自動でモニターが昇降可能となっておりますので、PCを使わない時はモニターをデスク内に収納してテーブル上のスペースを広く確保することができます。

美術教室 机

同じ5階には美術教室もあります。上の写真でお分かりのとおり、普通教室の机よりも大きめに作られており、美術作品を作るのに適した大きさになっています。また、机に角度をつけることが可能になっておりますので、デッサンなどをするときにも便利です(誰がこの素晴らしいアイデアを思いついたのでしょう・・・)。

屋上太陽光発電パネル

今回の新校舎の目玉となるのが「環境問題に配慮した校舎作り」です。いくつかある中から「屋上太陽光発電」についてご紹介します。

上の写真は高校の新校舎の屋上に設置された太陽光発電用のパネルです。シャープ製の最新鋭のパネル、だそうです。

発電量がわかる装置

新校舎1階のロビーには上の写真のように発電量がわかるテレビ画面が設置されています。このキャンパスで学ぶ高校生たちが環境のことを日々思い巡らせるきっかけとなることでしょう。

短い時間での見学でしたが、このようにたくさんの特徴がある校舎です。今年4月に入学してくる生徒たちは「新校舎1期生」ということになります。これから先に入学してくる後輩たちのためにも、大切に使ってあげて下さい。