咲くやこの花中 早くから特定の分野に絞って能力を引き出す

2011年9月21日 水曜日

咲くやこの花中の保護者・生徒対象説明会にお邪魔をしてきました。

咲くやこの花中高 外観①

こちら開成教育グループでは、咲くやこの花中を受験する生徒たちを対象とした「咲くやこの花中学受験コース」を、JR野田駅前教室にて開講しています。

適性検査の内容は後述する「4つの分野」によって大きく異なりますが、共通しているのは「知識だけを問う問題ではなく、思考のプロセスが問われる」問題になっています。

そんな一筋縄ではいかない適性検査の対策ではありますが、それを専門に扱っているのが上記開成教育グループのJR野田駅前教室で開講している咲くやこの花中学受験コースです。

咲くやこの花中の受験をお考えの方は、ぜひ一度JR野田駅前教室にお越し(お電話)下さい。

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咲くやこの花中高 外観②

さて、咲くやこの花中の教育面についてです。

以下の4分野から構成されており、入試を受験する時にこれらのうちで1つだけ(第2志望は選択不可)選択する必要があります。

ものづくり(理工)分野(20名募集)
理科と数学の授業時間が多く、基礎学力の充実を図った上で発展学習に取り組む。併設高校進学時には、理数系列 or ロボット工学系列の選択が可能。

スポーツ分野(20名募集)
スポーツに関する授業時間が多く、実技と共にスポーツ科学の基礎的知識も教授。併設高校進学時には、スポーツ系列に進学。

言語分野(20名募集)
国語や英語の授業時間が多く、語彙力・読解力・コミュニケーション能力を育む。併設高校進学時には、言語文化系列に進学する。

芸術(美術・デザイン)分野(20名募集)
美術やデザインに関する授業時間が多く、美術の基本的な表現技法を学ぶ。 併設高校進学時には、造形芸術系列 or 映像表現系列から選択。

4種類の分野があるのですが、入学時にこれらの中から1度選択した分野・系列は中学3年間はもちろんのこと、高校進学時も6年間変更できません。なお、併設高校には食物文化科と演劇科があるのですが、それらも選択不可となっています。どの分野・系列とも個性が強いので、受験時に選択のミスをする事は許されません。

この春、中学1期生が併設高へ内部進学しています。どの系列に何人、というようなデータは今回は非公開でした。

咲くやこの花中高 制服

クラブ活動についてです。咲くやこの花中では、4つの分野ごとに加入できるクラブが決められています。次の通りとなっています。

ものづくり(理工)分野:科学部・数学研究部
スポーツ分野:器械体操部・陸上競技部
言語分野:文芸部・英語部・書道部・社会科部
芸術(美術・デザイン)分野:美術部

6年間学習する分野が固定されている上に、クラブ活動も各分野に合わせたものしかチョイス出来ないということで、まさに特定の分野にどっぷりとつかる学校生活です。

その中でも器械体操部・陸上競技部については土日も含めて毎日練習があるそうです。ですから、平常の授業も含めて、スポーツ分野の生徒は毎日何らかの活動を学校で行うことになる、ということでしょうか。かなり過酷な日々が待っている、そんな気がします。

特定の分野を選び、それを6年間かけてひたすら磨き続ける。いろいろな意味で他の学校とは違った特色を持った学校です。

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