帝塚山大 手厚い学生支援・就職支援

2012年7月4日 水曜日

帝塚山大の高校・予備校対象の説明会に行ってきました。

帝塚山大

開学から約50年、東生駒Cに4学部、学園前Cに2学部の合計6学部9学科を有する中規模大です。今年2012年は男女共学化及び経済学部開設から25年目という節目の年でもあります。

現在学生総数は4,530名、男女比率は56:44となっています。近畿地区出身者は3,785名(83.6%、昨年81.6%)に対し、近畿以外の出身者は745名(16.4%、昨年18.4%)という比率です。

学生支援で特徴的なものは以下のようなものがあります。

①初年次教育の充実
早期合格者向けの「入学準備セミナー」、「新入生オリエンテーションキャンプ」での人間関係形成、必修の「基礎演習」

②アドバイザー制度
専任教員がアドバイザーとして「基礎演習(1年次)」「演習(2年以降)」を担当、各演習は約20人まで。また、アドバイザーが各種指導・相談を実施する「オフィスアワー制度」も導入

帝塚山大は就職のサポートにおいても定評があります。就職関連では次のような特徴があることをお教え頂きました。

①1100名を超えるインターンシップ参加者がいる
②毎年約1,000名の就職希望者に対して約9,000件の求人が来る
③3年次には全員と面談をし、カルテを作成してサポートする

特に②に関してですが、近畿地区の主要大学では年間4~5,000件/1大学 の求人状況と言われているようですから、それと比較しますとかなりの数の求人が来ていることになります。

2012年度入試の結果の中で特に目立った点としては、「東日本大震災以降心理系統の人気が強くなった傾向がある」ことをお伝えいただきました。

来年2013年度入試に向けての情報です。主な変更点は次の通りです。

①AO入試において「8月面談A・B」を新導入
2学期以降も特別活動やクラブ活動を継続し、高校生活の充実を希望する受験生のニーズに応え、夏休み中にAO事前面談を実施するもの

②AO入試において「特別選抜」を新導入
国公立大のAO・推薦入試に出願した受験生を対象としたAO入試で、12月22日に入試を実施、年内に合否が決定するもの

公募推薦入試の小論文型に関してですが、小論文のお題目は事前に募集要項・HPで確認が可能となっています。充分準備してから試験に臨むことが出来ますね。

複数学科の志望についてですが、公募推薦前期・後期、一般入試A前期・後期、B・C日程、センター前期・後期では第1~3志望まで学科を選択可能となっています。しかし、第1志望で合格となった場合であっても、第2・3志望の合否判定まで実施されるので、場合によっては3つの合格通知を得ることが出来ることになります。

最近よく質問される奨学金のことですが、帝塚山大の特別奨学金制度は次のようなものが用意されています。

Ⅰ種 入試成績が上位5%以内(合格者)の入学者で、学費の全額を支給
(A前期・後期、B日程、センター利用前期・後期)

Ⅱ種 入試成績が上位10%以内(合格者)の入学者で、学費の半額を支給
(公募制・前期(2科目型)、A前期・後期、B日程、センター利用前期・後期)

このように学生支援・就職支援がしっかりしている帝塚山大、「奈良県にある大学だし遠そう」と敬遠せずにぜひ一度キャンパスに遊びに行ってみてください。