摂南大 2つの学部・学科で定員増へ

2012年9月4日 火曜日

8月26日(日)に寝屋川キャンパスで開催された、摂南大のオープンキャンパスにお邪魔してきました。

摂南大

今年2012年度の総志願者数は18,450名で、昨年から326名増加しています。また、過去6年分の志願者数をご紹介いただきましたが、下記の通り5年連続の増加となっています。特に看護学部だけで1,316名もの志願者数を集めたのが最大の特徴です。

2007年度 8,881名 ⇒ 2008年度 12,691名 ⇒ 2009年度 13,083名
⇒2010年度 15,377名 ⇒ 2011年度 18,024名 ⇒ 2012年度 18,450名

また、一般及びセンター利用入試のみの志願者数は12,248名となり、関西地区では関関同立・産近甲龍に次ぐ9番目の志願者数となりました。ちなみに、10位以下の大学は佛教大(12,012名)・大阪工業大(11,272名)・武庫川女子大(10583名)と続きます。ご参考までにご紹介します。

さて、2013年度入試の変更点を以下にまとめます。

①募集定員が増える。経済学部で200名⇒220名へ、理工学部生命科学科が60名⇒80名へ。
②今春新設された看護学部で公募推薦入試(A日程)とセンター利用方式が新導入。特に公募推薦は英語+数学ⅠAor生物Ⅰの2科で受験可能。
③一般入試(C日程・センター利用方式)に特別奨学金制度を新設。成績上位者について、募集定員と同数の47名を特別奨学生に認定し、各学部とも年間授業料相当額を特別奨学金として給付。

①の定員増についてですが、今春は看護学部が新設されて定員が増えたにもかかわらずその他学部の募集定員は一切変わっておらず、看護学部分の定員100名が純増する形となりました。来春に向けても他学部の定員変更が無いので、またしても40名分が純増することになります。定員が増えるということは、合格の可能性も高くなることですから、大歓迎です。

最後に、入試問題の特徴を簡単にご紹介しておきたいと思います。

公募推薦と一般入試の両方に共通することですが、過去に出題されたものとよく似た傾向の問題が出題されることが多く、過去問演習の量で差がつくと思われます。

難易度的には基本的なレベルの出題が多数を占め、広い範囲からバランス良く出題されているのが特徴。教科書を中心にして基礎学力を身に付け、大学が発行している入試問題集の「問題分析&学習アドバイス」に従って対策すれば点数増加の近道となるでしょう。

摂南大のオープンキャンパスで聞いてきた、様々な入試情報でした。