洛南高 新コース「空」「海」

2012年10月1日 月曜日

洛南中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

洛南高

高校でコースの改編が行われます。以下、詳しくご紹介します。

空パラダイム
・2クラス(約95名)募集、専願中心に募集をし、併願の上位10名程度を「空」で合格とする
・中学からの内部進学生は全員ここ進学 (5クラスを予定)するが、別クラスとする
・高2からは高校入学組も選択授業で内部進学生と合流できるように指導を強化する
・超難関国公立大への進学を目指す
・1年次は数学の単位数を増やしたり、土曜日補習、夏期補習も実施
・2年次から内部進学組と合流

海パラダイム
・3クラス(約145名)募集
・さらに、「αプログラム」「βプログラム」に分かれる ※出願時選択 /人数配分は出願状況を見て決定、αとβの合格点は同じ
・βのうち1クラスを強化指定クラブ生男子(50名程度)で構成する
・αプログラムは難関国公立大進学が目標の、英数国多め、7限授業
・βプログラムは私立難関大への進学が目標で、6限授業+7限目はクラブ ・課外活動を行う

海パラダイム内αプログラムは従来の「外部Ⅲ類カリキュラム」で指導されるとのこと、付け加えておきたいと思います。

洛南高の新しいコース制「空」「海」についてご紹介をいたしました。

京都では「御三家」と呼ばれる3校、大阪では北野高や茨木高といった文理学科を持つ高校、滋賀は膳所、奈良は奈良といった公立トップ校に受験生が流れてしまっているようで、危機感を持たれている様子です。それがこの度の約30年ぶりのコース改編に至ったようです。今回の改編が入試動向にどのような影響を与えるか、大変注目が集まります。