関関同立 2013年センターリサーチ段階での人気動向

2013年2月1日 金曜日

過日のこちらのエントリー「国公立大 2次出願に向けて ~2013年度 系統別人気動向~」では、センター試験終了後に各予備校が実施したセンターリサーチの結果に基づいた国公立大の系統別人気動向をご紹介しました。

今回のエントリーでは、同じセンターリサーチにおける関関同立の人気傾向をご紹介したいと思います。なお、今回ご紹介する人気動向は「センター利用型入試」を対象として集計されたデータが基となっていることをご承知おきいただいた上で、ご覧いただきたいと思います(画像をクリックすると拡大します)。

まず、大学名および学部名の下に数字が入っていますが、これは「昨年の人気を100とした際の今年の人気指数」となります。また、カッコ内に入っている数字は昨年のリサーチ時点での人気動向を示しますので、「一昨年の人気を100とした際の昨年の人気指数」を示すことになります。この2つの数値で、各大学・学部の2年分の動向がわかるようになっています。

各大学の大まかな動向ですが、センター利用型で唯一昨年よりも志望者数を増やしているのは関西大、他3大学は昨年から割り込んでいます。

関西大は昨年、大学全体で「募集定員が増えたのに志願者数が減り、結果倍率が下がった」という入試結果となりました。昨年のリサーチ時点(センター利用型)の人気動向では、大学全体の指数が「89」、各学部の指数を見ても前年よりも志望者が増えたのは社会学部(104)のみで他はすべて志望者減、と大きく人気を落としていましたので、その傾向を見て「チャンス」と考えている受験生が現時点で多いものと思われます。

逆にこういう所は注意が必要になります。

反対に、今年は人気薄となっているのが立命館大で、学部別の動向を見ると軒並み志望者減という状況になっています。中でも経済・産業社会・国際関係の各学部は指数を大きく落としています。狙い目なのではないでしょうか。

以上、関関同立の学部別センター試験利用型動向分析でした。