京都産業大 卒業生に社長が多い大学

2013年4月9日 火曜日

京都産業大が2013年3月20日(水祝)に実施されましたオープンキャンパスにお邪魔してきました。

まずは、京都産業大の入試全般及びそれについての最新情報について簡単にご説明をします。

2013年度入試は、総募集定員2,760名に対して総合格者数は10,879名となっています。ちなみに、2013年度入試における各入試制度別の募集定員比率は以下の通りとなっています。

推薦入試(指定校・スポーツ等含む) 約44%
一般入試前期 約45%
一般入試後期 約5%
センター試験利用入試前期・後期 約6%

京都産業大では2013年度入試より、インターネットで出願すれば1出願ごとの検定料が5,000円割引となる「ネット割」を新導入されており、これまでは10%にも満たなかったインターネット出願が今春ではトータルで7割程度になったそうです。

公募推薦入試において学校の成績(調査書)を80点満点として点数化する「総合評価型」ですが、評定平均値3.8以上になると高い合格率になっている様子です。

最新の情報です。2014年度入試に向けて現在この「調査書80点」の部分を見直しているようで、変更が生じる可能性が高いです。高校3年生の皆さんは、6月に発行・配布となる入試要項に注意しましょう。

続いては一般入試に関する話題です。一般入試には前期と後期の2種類ありますが、一般前期では特待生制度(正式名称 入学試験成績優秀者学費減免)があり、2013年度入試では77名が対象となったそうです。いわゆる特待生での大学進学を目指している方は、京都産業大に関しては一般前期でそのチャンスがありますので、一度確認してみてください(2014年度入試では詳細が変更になる場合がありますのでご注意ください)。

京都産業大と言えば「就職に強い」という評価が昔から高いことで有名ですが、その就職関連の話題をいくつかご紹介します。

アサヒグループホールディングス、ヤマトホールディングスの社長は京都産業大ご出身であることを筆頭に、京都府内企業の社長の出身校では同志社大・立命館大に次いで第3位、全国規模での同様の調査においても26位と、出身者に社長が多い大学となっています。開学して間もなく50年ということで、他の大学に比べて「歴史・伝統がある」というわけでもなく、日本大や近畿大のように学生数が多い大学でもない京都産業大ではありますものの、これだけ社会の第一線で活躍されている方がおられる、ということは驚きに値します。

さて、今就職活動を行っている4回生の皆さんについてです。2010年度に設置された総合生命学部の1期生が現在4回生となっており、今就職活動の真っ最中だそうです。就職実績が注目されるところです。来年春のご報告に期待しましょう。