2013年3月24日(日)に開催された、京都女子大のオープンキャンパスにお邪魔してきました。
就職・資格取得状況についてです。
就職希望率、就職決定率などは次の通りとなっています。最新の数値は2011年度(2012年3月卒業)生のものとなります。
就職希望率 就職決定率 教員採用 公務員採用
2011年度生 81.8% 94.9% 195名 71名
2010年度生 83.5% 94.8% 196名 67名
2009年度生 82.0% 93.3% 180名 70名
2008年度生 87.2% 97.1% 161名 47名
2011年度卒業生1,354名に対し求人件数は5,634件あったそうで、就職希望者1名あたり5件の計算となります。また、就職者のうち、従業員500人以上の企業には41.6%(2010年度40%)が就職されているようです。
資格面に関してです。
教員免許取得者は533名で卒業生の約4割となり、教育学専攻卒業者117名のうち75名が教員・保育士として就職、専任として就職したものの割合は64%となったそうです。
その他資格試験の合格率などに関しては次のような合格率になっています。
管理栄養士国家試験合格率97.3%(受験者113名中110名合格)
社会福祉士国家試験合格率56.1%(受験者41名中23名合格)
こうして改めていろいろなデータを見てみますと、京都女子大は就職・資格面に強いことがよくわかります。
入試制度についてですが、特に学科ごとで選考方法が若干異なる公募推薦入試におけるポイントを以下にご紹介します。
①調査書を得点化する(3学年1学期あるいは前期まで)。ただし、食物栄養学科(理科)・生活造形学科(理科・家庭・芸術)・生活福祉学科(地歴・公民・理科)は個別科目(それぞれカッコ内の科目)も評価する。
②基礎学力検査は学科によって指定されている2問題を90分で解答。各教科は以下の構成。
国語:①現代文 ②古典(漢文は単独では出題しない)
英語:①長文読解 ②文法・英作文等
学科ごとの試験科目指定は以下の通り。
国文学科:国語①②
英文学科:英語①②
現代社会学科:「国語①・英語①」または「英語①②」のいずれかを選択可能
その他学科:国語①・英語①
③基礎学力検査の代わりに個別試験を課す学科もある。詳細は以下の通り。
英文学科(C方式):英語による面接(英文黙読⇒質疑⇒コミュニケーション)
史学科(A方式):歴史に関するエッセーを読み、小論文を書く
教育学科音楽教育学専攻(A・B方式):音楽実技。ただし、A方式は基礎学力検査(国語①・英語①との総合点で判定。両方式出願の場合でも実技は1回のみ
食物栄養学科(A・B方式):「生物」または「化学」のいずれかを選択(マーク式)
食物栄養学科(C方式):食物・栄養に関するテスト(記述式)
生活造形学科(C方式):デッサン
過去の題材 2013年度「クロワッサンと袋」 2012年度「ブックエンドとレモン」 2011年度「木槌と石」 2010年度「びんとマスク」
生活福祉学科(C方式):生活と福祉に関する小論文