帝塚山学院中高 中学関学コース1期生が関西学院大へ進学

2013年5月24日 金曜日

帝塚山学院中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

まずは入試結果からご紹介します。

中学入試ですが、当ブログでは「帝塚山学院中 関学コースで定員増へ」「帝塚山学院中 関学コース定員増 続報」でご紹介をしました通り、今春より関学コースは120名募集となっており、合計の募集定員は210名です。

その210名の募集定員に対し、志願者は571名(併設小からの内部進学者含む)で昨年591名から20名ダウン、入学も昨年242名から少々下げて234名となっています。

日程別に見ると、特に1次Bの志願者数が2011年度220名⇒2012年度240名⇒2013年度251名とどんどん増えています。併願先としての需要が年々高まっていることがわかる指標です。

反対に2次(15時スタートの午後入試、16時まで遅刻者対応をされたそうです)の受験者数は2011年度77名⇒2012年度111名⇒2013年度90名と、昨年から大幅に減っています。

日程別の主な併願先(多い順)は以下の通りです。

1次A
大阪女学院、同志社香里、武庫川女子、関大北陽、大谷、関大一、啓明学院、同志社女子

1次B
同志社香里、関大一、大谷、関大北陽、近大附属、啓明学院、同志社女子、清教学園、四天王寺

2次
同志社女子、関西学院、帝塚山、同志社香里、甲南女子、神戸海星、大谷、同志社、関大北陽

2次の学校名を見ていると、兵庫の学校が多いのと、エリア的な広がりも見られ広範囲からの受験生獲得に成功していることがわかります。

帝塚山学院中を第一志望とされる方であろう「1次A・B両日出願者」が135名になっており、昨年度の127名から6%ほど増加しています。また、3日程すべてに出願した受験生は26名いたとのことです。

昨年度入学生から実施している「ヴェルジェプロジェクト(VP)」。昨年は有資格者52名に対し参加者が26名となったが、今年度は有資格者12名・参加者9名となっています。なお、1次AのVP基準点は249.6点としており、関学コースの合格者平均点である239.4点上回っているのも特徴です。

昨年はプレテストを2回実施されていますが、1回目・2回目の受験者数と過去からの推移は次の通りとなっています。

1回目491名(昨年505名・一昨年486名)
2回目337名(昨年310名・一昨年273名)

続いて、高校入試結果についてです。

240名募集のところ、内部進学者を含む249名が入学されています。昨年239名・一昨年234名と比べて微増しています。

純粋な外部受験者数はと言いますと、今年は59名となっており、昨年56名・一昨年50名と比べてこちらも微増となっています。専願率は60%ほどで、こちらは例年通りとのことでした。

中学が取り組み2年目を迎えているVPですが、高校でも今春より同プロジェクトがスタートしています。今春は9名(7名が内部生、2名が外部入学生)が対象となっているそうです。

関学コース生の状況についても詳しくお話を頂きました。

今春は中学の関学コース1期生が内部進学を果たした年となっています。在籍84名中77名、92%が関学へ内部進学をされています。また、内部進学をしなかった7名の中には、大阪市立大や京都工芸繊維大等の国公立大へ進学した方がいるそうです。

実際に関西学院大へ進学された方々の様子も気になる所ですが、その点についてもお教え頂けています。関学コース2期生の関西学院大での様子が紹介されましたが、その方は現在法学部に在籍しており、2年連続で奨学生となるなど、学業面で非常に優秀な成績を修められているそうです。

また、関学コース1期生が現在大学4回生となっており、就職先等も徐々に決まってくることと思います。そちらについても今後は何かお話を聞けるかもしれませんので、期待したいと思います。