神戸薬科大 常に全国トップクラスの薬剤師国試合格率

2013年11月7日 木曜日

神戸薬科大のオープンキャンパスにお邪魔してきました。

当ブログでは初めてご紹介する大学です。

教育内容のご紹介です。

神戸薬科大は6年制のみの薬学部を持つ大学です。

初年次準備教育として2013年度1年次生より4月に計8コマ分の学習支援を実施されています。科目は化学・物理。受講対象者は以下の通りです。

化学:指定校推薦入試入学者、一般入試中期において生物で受験・入学した学生
物理:高校時代に物理を履修していない学生

英語と数学では習熟度別クラス編成を導入しており、上記の初年次準備教育と合わせて考えると非常に「面倒見が良い」と思います。

今春の薬剤師国家試験合格率は85.87%(全国平均79.10%)。昨年から大きく下げてしまった模様ですが、合格率は常に全国トップクラスであることには間違いありません。

卒業後の進路としては「病院・薬局などの医療機関」「製薬・食品・化成品等の企業」他に、近年発展が著しい「CRO・SMO等の治験関係企業」、「病院薬剤部研修生」「薬剤師レジデント」等があるとのご紹介を頂きました。

そんな中、今春卒業者において進路先として最も多かったのが「薬局(42.6%)」で、次いで「病院(25.5%)」「企業(22.1%)」「公務員(4.9%)」「病院研修生(1.5%)」と続きます。

入試に向けて、簡単な情報です。

一般入試では英数化、公募推薦入試では英化が入試科目となります。英語と化学は一般と公募推薦で出題傾向が違うのか?については以下の通りです。

英語
一般 時間は60分、マーク30+記述34の混合
公募推薦 時間は60分、オールマーク50

化学
一般 時間は100分、記述のみ
公募推薦 時間は60分、オールマーク25

一般と公募推薦の違いで重要なカギとなるのは化学の出題傾向の違いになると思われますから、公募推薦で不合格⇒一般で受験する、となる受験生は特に化学の対策で注意が必要でしょう。