樟蔭中高 中学特進コースに進路選択の幅が出る

2013年11月8日 金曜日

樟蔭中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

教育内容のご紹介です。

中学校でのコースの入れ替えなどについてです。

2年次に特進がⅠとⅡに分けられ、特進Ⅱに関しては先取りを行わず基礎学力の定着を目指して中学校の指導要領に沿った内容で進められます。また、特進ⅡからⅠへは高2進級時にコース替えが可能になるのが最初で最後となる点注意が必要となります。

その特進ⅠとⅡは、高校進学時に高校の進学コースへの進学も認められます。これにより、特進での入学者は「国公立や難関私立を狙う(特進Ⅰ⇒文Ⅱ・理Ⅱ)」「外部の中堅私立大を狙う(特進Ⅱ⇒文Ⅲ)」「併設の大阪樟蔭女子大や指定校推薦を狙う(特進Ⅱ⇒進学⇒教養系)」「芸術・音楽・体育系の大学を狙う(特進Ⅱ⇒進学⇒表現系)」のルートから6年間の流れを選べることとなります。

コース間の入れ替えは高2進学時までは実施しているのですが、以降は入れ替えが行われません。高2進級時には難関国公立大を狙う「文Ⅰ・理Ⅰ」、国公立大及び難関私立大を狙う「文Ⅱ・理Ⅱ」、中堅私立大がターゲットの「文Ⅲ」の3分割されます。

中学校で近年新設されたばかりの身体表現コースですが、こちらの在籍者は高校進学時に進学・児童教育・健康栄養から進学先を選ぶ(児童と健康は一定の成績が必要)こととなります。また、進学に進級した者は高2進級時に教養系か表現型を選ぶことになります。

身体表現コースの対象競技は、新体操・ダンス・バトントワリング・ソフトテニス・スキー・体操・バスケットボールです。勉強とクラブを両立させるコースという設定なので、スポーツだけをやっておけばよい「スポーツ学科」ではないことに注意が必要です。

高校のコース等の内容です。

6年一貫コースに編入し、国公立・難関私大をめざす「特進」、2年次に教養系と表現系に分かれて併設の大阪樟蔭女子大や指定校推薦などを使っての大学進学となる「進学」、併設の大阪樟蔭女子大の関連学部に内部進学する「児童教育」「健康栄養」というバラエティーに富んだコース編成となっています。

児童教育コースから直結している大阪樟蔭女子大 児童学部は小学校・幼稚園教諭・保育士を目指す学部で、就職率が100%の年もあるという大変優秀な学部です。

健康栄養コースは児童教育コースと同様に併設大に進学することになりますが、児童教育・健康栄養ともに安心して内部進学が出来ると断言してよいでしょう。