2013年度大阪府公立高後期選抜 教科ごとの小問別得点率⑤

2014年1月14日 火曜日

2013年度大阪府公立高入試の後期選抜における教科別の平均点、科目ごとの小問別得点率を順にご紹介してします。これまでは以下のエントリーでそれぞれの教科についてお伝えしてきました。

2013年度大阪府公立高後期選抜 教科ごとの小問別得点率①」 ⇒ 国語
2013年度大阪府公立高後期選抜 教科ごとの小問別得点率②」 ⇒ 社会
2013年度大阪府公立高後期選抜 教科ごとの小問別得点率③」 ⇒ 数学
2013年度大阪府公立高後期選抜 教科ごとの小問別得点率④」 ⇒ 理科

最終回は英語についての情報です。下のグラフ・表で昨年の得点率や無答率を紹介しています(画像をクリックすると拡大します)。

大阪府教育委員会の見解は次の通りです。

・中学校で学習する基礎的・基本的な内容について、文章の内容を把握する力や自分の考えを英語で表現する力をみる問題を多く取り入れ、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う観点から、言語活動における各領域の技能を総合的に問いました。

・基本的な語彙や文法に関する問題の得点率は比較的高くなっています。一方、英文の内容を文脈に沿って把握して記号で答える問題や日本語で記述する問題においては得点率の低いものがみられます。また、英語で記述する問題において、得点率が低く無答率が高いものがみられます。リスニングについては、筆答問題と比べるとおおむね高い得点率を示しています。

・英語を学習する際に大切なことは、基本的な文法を理解した上で、基本的な語彙や表現を繰り返し書いたり暗唱したりすることによって学習内容を定着させることです。さらに、学習した内容を実際のコミュニケーション活動において使うことができるようにするために、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4領域をバランスよく学習し、場面や状況に合った適切な表現を身に付けることが重要です。

・リスニング問題に関して。特に英語を聞き取る際には、実際の場面を具体的に思い描き、話の流れを把握し、伝えられる情報や話し手の意向などを正しく理解することが大切です。

本シリーズはこのエントリーで完結となります。大阪府公立高 後期選抜に挑む受験生の皆さんの参考になればうれしいです。