大学受験 プレッシャー⇒体調不良⇒不合格 に注意

2014年1月22日 水曜日

去る1月18日(土)・19日(日)にセンター試験が実施され、私立大の一般入試も早い所では1月末から開始となります。

そんな大学受験本番となったこの時期に、大学受験生の皆さんに注意しておいてほしい事をお伝えします。

今回ご紹介するのは、入試のプレッシャーによって引き起こされた体調不良が思いもよらない不合格をもたらしてしまっているケースが意外に多い、ということです。これは、ライオン株式会社の『ストッパ』受験応援プロジェクトが大学受験シーズンに先駆け、下痢の経験がある現役の大学1、2年生200人、および全国の予備校・塾講師従事者と経験者200人に「大学受験とプレッシャーの関係性に関する意識調査」を実施した結果、示されたデータです。

次の画像をご覧下さい(画像をクリックすると拡大します)。

「受験の結果に『番狂わせ』があったか」を学生に聞いたところ、「合格できないと思っていた大学に合格できた」「合格できると思って いた大学に合格しなかった」「その両方があった」という、良い結果と悪い結果もひっくるめて何らかの『番狂わせ』があったと答えたのが、63.5%に上っています。

また、「合格できると思っていた大学に合格しなかった人(31.5%)」に原因を聞いたところ、「勉強不足だった(65.2%)」「入試のプレッシャーによる集中力の低下(39.1%)」「入試のプレッシャーによる体調不良(19.6%)」をあげており、「合格できると思っていた大学に合格しなかった人」の5人に1人が「体調不良」をあげています。

体調管理も立派な「試験対策」なんだ、と思わされます。

ちなみに、入試のプレッシャーによる体調不良の具体的な症例についても調査結果がありますが、1位「下痢」2位「頭痛」で、2つはほぼ同じ割合です。

入試では「緊張」がつきものです。100%の力を出し切ることも中々難しいことと思います。そんな中で、出来るだけ普段の自分自身の姿に近い形で受験出来るかどうか、も合格に必要な要素ではないでしょうか。

しかしながら、人間なので、そうそう都合よく話が進まないこともあるでしょう。幸いなことに、調査結果で示された「体調不良」の多くが下痢と頭痛なので、両方とも市販のお薬を飲めばある程度は治まると思います。入試当日はカバンに下痢止め・頭痛薬・胃薬等も一緒に入れておきましょう。持ち歩いているだけで結局はお世話になることが無くても、きっと心のどこかで安心感が出来るという、言ってみれば「お守り」代わりにもなると思います。