同志社系列中高合同学校説明会 当日の様子

2014年4月4日 金曜日

こちらのエントリー「同志社系列中高 2015年度入試に向けて早くも始動」でご紹介をしました、西宮で開催された同志社系列中高 合同学校説明会にお邪魔をしてきました。

上の写真の通り、当日は同じ会場で午前に立命館附属校合同説明会が、午後にはこの同志社系列中高合同説明会がそれぞれ開催されるという、とても興味深いことになっていました。

上の写真のとおり、発表は同志社国際中高・同志社香里中高・同志社女子中高・同志社中高の順に行われました。

同志社国際中高は、「帰国生受け入れ専門校」として1980年に高校が開校したということで、同志社系列中高では一番の「後発」の学校です。上の写真にもありますように、帰国生が全体の2/3を占めています。そんなこともあって、中1で英検1級をとったり、中2でTOEFLが630点オーバーの生徒が2人いたりと、恐ろしくハイレベルな英語力を持つ生徒が在籍しています。

続いての同志社香里中高ですが、同志社大・同志社女子大へ内部進学する率が今回ご紹介する4校の中で最も高い95%ということで、来る内部進学に向けて中学段階から各種検定試験に取り組ませている、といったお話がありました。もちろんそれだけではなく、「確かな学力」「自ら考え、判断し、行動する力」を養成するための活動についてもお教え頂けました。

続く同志社女子中高ですが、系列4中高の中で「唯一の女子校」であるのと同時に、「唯一のコース制導入校」という、大変カラーがはっきりしている学校です。特に、外部国公立大学理系学部の合格を目指すWRコースは、土曜日も授業があり、長期休暇中もしっかりと特別講習が設けられているなど、かなりしっかりした進学指導が行われています。一方LAコースは同志社大・同志社女子大への内部進学を念頭に置きつつも、外部大学の受験も可能であり、理系のみとなるWRコースとは違って文系・理系の選択が可能になっているなど、WRコースより多様性を重んじておられます。

ラストにお話頂いた同志社中高ですが、特に「教科センター方式」という、近畿地区ではなじみが薄い形態を採用して教育を行われています。そんな特徴的な方式が支持を得ており、近畿地区でもちょっと遠方になる兵庫県や、こちらも通いにくいはずである愛知・岐阜といった所からも通学してくる生徒がいる、ということになっています。

今回の説明は各校とも「教育理念」「目標」「特色」といった、基本的な話が多く、西宮周辺の皆さんへの「ご挨拶」程度に留まっています。今回参加された受験生・保護者の皆さんはこれをきっかけにして、4つの系列校それぞれが開催する説明会等に足を運んで、もっと詳しい情報を得ていくことになると思います。