宝塚大 看護学部1期生が今春卒業

2014年6月2日 月曜日

宝塚大の高校・予備校対象説明会にお邪魔してきました。

大学の概要です。

宝塚造形芸術大として長らく運営していたところに看護学部が設置、その際に現大学名に改称されて今年で5年目を迎えています。

学部は以下2つ。特筆点や近況は以下の通りとなっています。

造形芸術学部(宝塚キャンパスに設置)
「制作力創造学科」「想像力創造学科」の2学科制で、前者は中高の美術教員免許(一種)及び高校の工芸教員免許(一種)が取得可能。多様な学びがある一方で、専門以外の学びも「オープンラボ」と呼ばれる授業でカバー可能。

看護学部(梅田キャンパスに設置)
元芸術大が設置する看護学部ということで、アドミッションポリシーに「豊かな感性」という表現が盛り込まれていたり、「セラピーメイク」「伝統芸術表現」「笑い療法」「陶芸療法」という授業が開講されていたりと、一風変わった看護学部となっている。なお、1期生が今春卒業を迎えたが、看護師国家試験合格率は86.6%(84 / 97)で、四年制大全国平均の95.7%を下回っている。今春入学者数は100名で、うち男子は22名。

2015年度入試に向けた情報です。

造形芸術学部では、次年度入試から入学金及び学費が半額となる特待生制度を新設。「特待生入学選考」という専門の入試回で選考され、評定平均3.8、合格基準点の500点以上が選考基準となります。

看護学部は定員100名。公募推薦入試では「1浪まで受験可」となっています。2014年度入試より公募推薦で基礎学力検査を課し始めたことで同方式では志願者が激減(前年175名⇒2014年度88名)しましたが、この反動で2015年度は集まる可能性があり、注意が必要です。ただし、一般入試では前年比1割強の志願者数となっていますので、こちらは反対に2015年度入試では若干減少するのではないでしょうか。