京都女子大 引き続き資格・就職に強い

2014年8月29日 金曜日

京都女子大の高校・予備校対象説明会の様子をご紹介します。

就職・資格取得状況です。まず、就職希望率・就職決定率などは次の通りに推移しています。

2014年 就職希望率86.9% 就職決定率96.4% 教員採用206名 公務員採用66名
2013年 就職希望率83.4% 就職決定率96.1% 教員採用197名 公務員採用72名
2012年 就職希望率81.8% 就職決定率94.9% 教員採用195名 公務員採用71名
2011年 就職希望率83.5% 就職決定率94.8% 教員採用196名 公務員採用67名
2010年 就職希望率82.0% 就職決定率93.3% 教員採用180名 公務員採用70名
2009年 就職希望率87.2% 就職決定率97.1% 教員採用161名 公務員採用47名

また、就職希望者のうち教員や保育士に就職した者の率は次の通りに推移しています。

教育学科(教育学専攻):
14年76.2% 13年84.5% 12年76.5% 11年87.9% 10年78.4%

児童学科:
14年78.5% 13年82.1% 12年83.7% 11年89.4% 10年68.8%

教員・公務員以外の就職者839名(昨年799名・一昨年786名)のうち従業員500人以上の企業には45.8%(13年45.4%・12年41.6%・11年40%)が就職しているとのデータもご紹介頂きました。

資格関連では管理栄養士国家試験合格率は97.3%(13年96.4%・12年97.3%・11年94.7%)と、相変わらず高い合格率を保っています。

2014年度入試結果です。

全志願者は前年度比92.1%。入試方式別に見ると、センター前期102.8%が唯一前年より増となっていますが、他は公募推薦92.2%・一般前期90.2%・一般後期78.7%・センター後期82.3%となりました。

学科別に見ると、教育・心理・食物栄養・生活福祉が志願者減、音楽・生活造形・法などが志願者増。また、倍率的には一般前期Bが4.1倍と最も高いのですが、これは得意2科で受験が可能となっているから、というのが理由です。

最後に、2015年度入試のポイントです。次の通りとなります。

・公募推薦では高校の成績と諸活動が得点化される。A方式では書類の配点比率が、B方式では適性検査の配点比率がそれぞれ高い。
・公募推薦の国語と英語の基礎学力検査(食物栄養学科は生物または化学)と一般後期はマーク式。
⇒ 英語①「長文読解」の受験者平均点がどの年も低いことから、合否を大きく左右する部分であることは間違いない
・一般前期(A・B)は記述式。
・一般前期(C)、センター利用入試、一般後期(食物栄養学科のみ)でセンター試験の得点を利用。
・各入試では複数方式の受験が可能(現代社会学部AO入試と一般後期除く)。
・AO入試は現代社会学部のみで実施。
・2012年度より、公募推薦C方式食物栄養学科の「食物・栄養に関するテスト」がマーク式から記述式に変更されている。よって、過去問はこの2012年度入試以降のものだけとなる点、注意。
⇒ 家庭科の授業で扱う「フードデザイン」という教科書にあるような内容を問うそう