上宮太子中高 高校は開校以来最多受験者数を更新!

2014年9月9日 火曜日

上宮太子中高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

学校概要です。

広大な敷地・歴史・自然に恵まれた教育環境の中、伸び伸びと過ごせるのが同校の最大の魅力です。

中学校ですが、中学3学年で152名・6クラスが在籍しており、スクールバスが4路線(喜志・上ノ太子・国分・金剛)あり、幅広い地域から通学されています。

特進と総合進学の2コース制とされています。詳しい取り組み内容は次の通りです。

特進
中学・高校の6年間を効率よく活用し、先取り学習で国公立大の現役合格を目指す。中2より週2日8限授業を実施、中3には英国数において高校内容に入る。高2からは週5日8限授業となり、高1・2で高校内容をすべて終了、高3には実践的な受験対策を行う。

総合進学
中1~高2までは7限授業、徹底的に基礎力を養う。高3に入ると週3日8限授業とし、高3の1学期で高校内容をすべて終了、その後は実践的な受験対策に移行。進路だけでなく、クラブ活動や学校行事を通して人としての資質を高めながら確実に学力を身に付けていく。

コース変更に関しては中2と高2進級時に成績を基にして判断されますが、この学年以外でも成績により必要に応じてコース間の調整を行うほか、高3進級時には本人の希望があれば特進⇒総合進学を認める場合があります。

高校も特進と総合進学の2コース制となっています。以下、それぞれの詳しい取り組み内容です。

特進
1年から3年まで週5日8限+土曜は4限。5教科重視の授業を展開し、2年次から6ヶ年特進コース生と混ざった上で文系理系を選択。2年間で高校内容を終了し、高3を実践的な受験対策に当てることで難関国公立大の現役合格を目指す。

総合進学
1年では基礎の充実を重視、2年から将来の進路に応じて文系理系を選択。有名私立大を目指した3教科重視の授業を展開し、3年1学期で高校内容を終了、その後は実践的な受験対策に移行。

高校でのコース変更に関しては高2進級時に成績を基にして判断されますが、高3進級時には本人の希望があれば特進⇒総合進学を認める場合がある、とのことでした。

特に総合進学に関しては指定校推薦と高大連携の枠(今春卒業生に関しては関関同立17名・産近甲龍31名を含む111大学474名分)を使えるということもあり、実力的に特進レベルの生徒であっても総合進学を希望する者がここ数年は結構いる様子です。

2014年度入試結果です。

中学入試では、今春52名(昨年46名・一昨年59名)が入学。うち15名(昨年15名・一昨年14名)が女子となっています。

高校は、受験者数は528名(2013年度464名・2012年度506名・2011年度148名)。2012年度に学校始まって以来の受験者数となったそうですが、今春はそれを更新し、過去最高となっています。

共学化3期生を迎えた今春は199名(2013年度188名・2012年度257名)が入学。うち55名(2013年度55名・2012年度62名)が女子(女子比率27.6%・昨年29.3%・一昨年24.1%)となっています。

2015年度入試に向けた情報です。中学入試に関するトピックスを以下にまとめました。

・2013年度入試から1次A・Bにおいて入試科目を変更しており、特進は3科4科選択制、総合進学は4科or3科or2科選択制としている。
・特待生奨学金支給制度あり。入学金+35万円が支給されるもの。条件は次の通り。
①1次A受験者に限る
②4教科・3教科どちらで受験してもよい
③入学時のコースは特進・総合進学のどちらでもよいが、特待生だが総合進学で入学した場合は2年進級時に特進に上がらない場合は権利が無くなる

高校入試に関しても特待生奨学金支給制度があります。入学金+35万円が支給されるもので、3ヶ年特進専願のみが対象となります。