四天王寺学園中 今春は13名が入学

2014年9月11日 木曜日

四天王寺学園中の塾対象説明会の様子をご紹介します。

6ヶ年一貫教育で、将来希望する世界で活躍できる深い人間性や学力を養成すべく、以下3つの教育方針を柱として運営されています。

①日本のリーダーとして活躍できる強い精神力の育成
②規律正しく、厳しさを備えた人格の形成
③将来希望する世界に力強く雄飛し得る学力の養成

小学校からの内部進学者のみで構成される「小中一貫コース」と、中学入試から入学する「中高一貫コース」の2コースがあります。今春は前者に21名、後者に13名が入学していますが、カリキュラムが違うので別々のクラスで授業が展開されているとのこと。

少人数教育+放課後の個別指導、をメインに据えて学力伸長に重きを置いた教育内容、を柱とされています。特に放課後の個別指導は四天王寺高卒業の現役大学生8名が登録され、必ず毎日2名が常駐されているそうです。

週3日(月火木)は7限授業となり、第4土曜日は休業日、と設定されています。また、四天王寺中と同じ質の教育を受けることが出来るよう、四天王寺からの教員移籍や共学・女子校を問わず進学校からも先生を招いて指導を実施されています。年間30日の特別講習も用意されています。

学校内で調理される給食があり、年間9~10万円が必要になる点、ご承知おき下さい。

来る2015年度入試についてです。入試日は以下の3回。初日午前から撤退し、水曜日と遅めの日程にも陣取られます。

1/17土PM・1/18日・1/21水

初日午後入試は16時集合(算理2科選択者は17時集合)で、60分の遅刻まで認められます。

今春初日は3科4科、他2回は2科での入試とされたのですが、2015年度は全日程で試験科目を統一。算数を必修とし、国語か理科のどちらかの2科、あるいはその両方の3科の選択となります。3科受験者は、3科の合計ではなく、算数と国語or理科のどちらか点が高い方の2科で判定されます。

今春の入試問題傾向は、四天王寺中と同傾向・同レベルとしつつ、少しだけ標準問題を多くし、作成をされました。次年度も同様の方針で、当日は得点率60%を合格のラインとして作問されるそうです。

入試レベルとしては「四天王寺中 英数Ⅰと同等」とした今春ですが、実質は駸々堂で57~59がボーダーラインとなった様子です。次年度はss60を軸に上下5ポイントの幅で入学者を集めたいとのことでした。

また、今春はA~Cの3回で出題パターンが若干異なったようですが、Aのものを軸として次年度は作成される予定だそうです。また、試験時間と配点が変更になり、それに伴い各教科で分量の増減があります。

国語 試験時間が60分⇒50分となり、長文2題+俳句の出題とした今春から、長文2題のみとする。
算数 試験時間が60分⇒50分となり、出題量は減る
理科 試験時間が10分長くなり、問題が増える