大阪女子短期大学高 入学後から徐々にコース分けへ

2014年10月28日 火曜日

大阪女子短期大学高の塾対象説明会に行ってきました。

進学状況についてです。

四年制大・短大・専門学校・就職それぞれの占有率ですが、四年制大へは今春28.9%となりました。昨春は23.9%と例年よりも低調だったものの、毎年大体3割が進学しているようです。

現高3生は四年制大志向が例年より高い4割程度、短大志望率が低く反対に専門学校希望が例年より多くなっているとのことでした。

タイトルにもあります通り、入学後にコース分けを開始されます。

普通科一本での募集に変更はないのですが、入学後にアンケートを取り、以下のように段階的にコース分けをされます。

入学直後
特別編成コース と 短大、進学、理系・看護系の3コース混合

高2進級時
短大、進学、理系・看護系もそれぞれに分割

各コースの詳細は次の通りです。

特別編成
難関大学を目指す人のためのコースで、授業レベルは他コースより高く、定期考査問題も難易度が上がる。放課後の大学受験セミナー(有名予備校の受験対策補講を年60回程度)と英検対策講座の受講が必須。

短大
大阪女子短期大を目指す人のためのコースで短期大の授業と試験を受けることが可能で、合格すれば短大進学後に単位認定される。同短大へ進学する場合は併設校特別入試を受験可で、検定料と入学金が免除に。

進学
系列大学(大阪商業大・神戸芸術工科大)や他の大学・短大・専門学校への進学、あるいは就職するためのコース。多くの教科・科目を幅広く学習する。

理系・看護
看護系・理系進学を目指す人向けのコースで、数学と理科の科目を多く学習する。
 
2014年度入試結果についてです。

昨春は188名が入学した所、今春は150名が入学。2010年度128名・2011年度140名・2012年度177名と好調に推移していましたが、今春で大きく下がっています。なお、今春から当日の合格基準点を専願・併願ともに5点ずつアップさせていることも一つの要因ではないでしょうか。

最後に、2015年度入試に向けた情報です。

今春より、特待生制度にそれまでのA及びB特待生の他にS特待生が新設されましたが、来春は3種類すべてにおいて中身が見なおされることになりました。基本的には専願のみが対象の特待生だが、併願者にも適用してもらえるそうです。ただし、併願で適用になった場合は、公立後期の出願日前日までに入学手続きをしないと、特待生としての入学が出来ないとのことなので、ご注意ください。

S特待
◎入学金170,000円を全額免除。
◎教育奨学金35万円を3年間給付。

A特待
◎入学金170,000円を全額免除。
◎教育奨学金15万円を3年間給付。

B特待
◎入学金170,000円を全額免除。
◎教育奨学金8万円を3年間給付。