摂南大 公募制推薦入試B日程 出願は11/21金まで

2014年11月13日 木曜日

摂南大の公募制推薦入試B日程の出願が始まっています。

公募制推薦入試B日程に先立って実施されている同A日程は、10/22水の出願締切⇒11/1土・11/2日の2日間での試験実施、となっています。出願締切が10/22水と早い設定になっていましたので、ひょっとしたら受験を検討した時にはすでに締め切られていた、という受験生もいたかもしれません。そんな受験生の皆さんには、このB日程がチャンスです。

また、このB日程は11/21金までの出願受付となっていますので、主要な私立大の公募制推薦入試の合否を確認してからの出願も可能となっています。

その公募制推薦入試B日程を含む、全ての入試日程に関してよく分かる資料を次にお示しします(画像をクリックすると拡大します)。

さて、このB日程ですが、試験は以下の2タイプが用意されています。2つの方式は併願が可能となっています。

①ハイスコア方式
【法・外国語・経済・経営・理工学部】
適性検査(2科目、300点【高得点科目を2倍】)+調査書(評定平均の10倍、50点)+推薦書(記載の内容を点数化、25点)=375点満点
【薬学部】
適性検査(2科目、250点【高得点科目を1.5倍】)+調査書(評定平均の10倍、50点)+推薦書(記載の内容を点数化、25点)+面接(100点)=425点満点
【看護学部】
適性検査(2科目、300点【高得点科目を2倍】)+調査書(評定平均の10倍、50点)+推薦書(記載の内容を点数化、25点)+面接(100点)=475点満点

②ハイスコア2科目方式
【法・外国語・経済・経営・理工学部】
適性検査(2科目、300点【高得点科目を2倍】)=300点満点
【薬学部】
適性検査(2科目、250点【高得点科目を1.5倍】)+面接(100点)=350点満点
【看護学部】
適性検査(2科目、300点【高得点科目を2倍】)+面接(100点)=400点満点

特に①は高校時代の頑張りを評価してくれる形となっていますので、適性検査での得点が少々不安でも評定平均値や諸活動での引き上げが期待できます。

さて、こちらのエントリー「摂南大 志願者増加率日本一!!」でもご紹介をしました通り、公募制推薦入試B日程の薬学部と看護学部においては、今年度より面接試験が課されることになっています。この度、面接に関する最新情報をお教え頂きましたので、以下にご紹介致します。

①配点は100点とし、筆記試験だけでなく面接試験も合格の重要なポイントとする
②結果は4段階(100点、95点、90点、20点)で判定、点数化する(面接非受験は0点)
③グループ面接(面接官3名:受験生4~5名)、15~20分程度で、適性検査終了後に実施
④評価ポイントは次の通り
a 将来、薬剤師あるいは看護師の資格を得ることを強く望んでいるか
b 薬剤師あるいは看護師として資質が見込めるか
c 6年間(薬学部)あるいは4年間(看護学部)の勉学に真剣に取り組む強い意志があるか
d 前記a~cのほか、専門知識等ではなく答え方を評価する

短い時間の中でグループ面接形式で実施されることもあって、時間が制約されることになります。そういった事情もあり、いろいろ書き連ねましたが、結局は「やる気があるか」「コミュニケーション能力があるか」といった所に重点を置いて選考されるのではないでしょうか。しかしながら、面接につきものの「時事への関心」については避けては通れないでしょうから、普段から新聞やテレビのニュースをよく見るようにしておきましょう。

この面接試験開始によって、一般的には薬学部と看護学部への出願に慎重な空気になると思います。しかしながら、薬学部と看護学部への進学と、その先の学習について真剣に考えている受験生の皆さんであれば、これは大きなチャンスになると思います。「面接があるから」といって単純に敬遠せず、積極的に受験を考えてみましょう。

 

 

大和大 2015年度入試に向けて

2014年11月11日 火曜日

大和大の塾対象説明会に行ってまいりました。

当ブログでは、過日にこちらのエントリー「大和大 初年度から厳しいライン引き」で、2014年度入試結果を中心にお伝えしています。

改めて、大学概要です。

教育学部は小中高すべての免許が取れるのですが、私立大ではそうお目にかからない構成です。ただし、あくまで中高の教員養成が主目的とされています。初等幼児教育専攻には「英語コース」と通常のコースの2種類あります(2015年度より)。

今年7月からスタートした「ヤマトプラン」という吹田市との連携による1年次からの実習や研修の確保、西大和学園の行事に参加するなど、手厚い内容が特徴となっています。1・2回生は教養でその後実習といった段階を踏まず、あえて教養と実習を並行して実施する、という点も大変面白い取り組みです。

教員採用試験対策は1年次よりスタートし、合格率100%を目指しておられます。

教育学部と保健医療学部ともに海外研修・留学制度が充実しています。教育学部では1年の留学をしても4年間で卒業可能とされていたり、看護学科でも2セメスターの留学が可能となっているのは他大学には無いのではないでしょうか。

保健医療学部の中に設置されているのは看護・理学療法・作業療法・言語聴覚の4つで、これだけ揃っている大学は全国にもあまりないと思います。

看護学科では看護師の他に助産師・保健師・養護教諭一種の4種類の資格・免許が取得可能。助産師・保健師のどちらか片方しかプログラムとして持っていない大学が多い中、両方ある(共に定員枠あり)のは昨今では珍しいです。

2015年度入試に向けた情報です。

・センター試験利用型と同併用型が新設。
・初等幼児教育専攻に、英語に強い小学校教諭を養成する英語コースを新設。
・今年度入試同様、公募制推薦入試は総合リハビリテーション学科のみの実施。
・総合リハビリテーション学科に関しては、同学科内3専攻内であれば第3志望まで選択可能。初等幼児教育専攻(英語コース除く)を志望する場合、第1もしくは第2志望に保健医療学部の2学科を選べる。
・他、既存の入試に関しては変更点なし。
・web出願を活用しましょう。

 

 

樟蔭中 11/16日に2回目のプレテストを実施

2014年11月11日 火曜日

樟蔭中が11/16日に、次年度入試向けとしては2回目となるプレテストを実施されます。

詳細は以下の通りです。


樟蔭中 プレテスト

日時:2014年11月16日(日)8:30~12:30(8:00より受付開始)
場所:樟蔭中
持物:受験票、筆記用具
申込:同校HP内専用ページ(こちら)から
※2教科・4教科 選択制
※2教科選択者は11:00ごろ終了・解散
※試験後、希望者のみ身体表現コースの実技面接を実施。運動のできる服装を持参のこと。


なおこのプレテストにて、特待生の認定も行われるようです。特待生は、以下2種類となっています。

特待生A:入学金の全額と年間授業料の全額を免除
特待生B:入学金の全額と年間授業料の半額を免除

そして、試験後には、志望コースの合格可能性・各教科の学習アドバイスが返却されることになっています。こちらも参考にして、今後の学習に活かすようにしたいものです。

 

 

大阪学芸高 特進看護コースを新設

2014年11月10日 月曜日

大阪学芸高の塾対象説明会の様子をご紹介致します。

今年で創立111周年を迎えた、大阪の私立で12番目に古い歴史を持つ学校です。これだけ歴史があると「守り」に入る学校が多い中、常に新たな、しかも斬新な取り組みを実施される、一言で言い表すならば「進取果敢」という校風の学校です。

現在は3学年で合計1960名が在籍しており、男女比は50(980名):50(980名)となっているそうです。

同校にはコースが全8コースあり、概要は以下の通りとなっています。特進看護が2015年度より新設となります。

選抜特進
国公立大への進学を目標とし、週40時間授業+少数精鋭クラス編成とする。

特進理数
国公立または難関私立大理系への進学を目標とし、英数理に重点を置いたカリキュラムで週37時間+週2回の放課後講習に加え、実験演習を実施して科学への興味を持たせる。

☆特進看護
看護系大学進学を目標とし、化学・生物・数Ⅰといった理系科目だけでなく、小論文や面接対策も実施。特進理数コースと基本的には同じクラスで学ぶ。なお、国公立大看護学部への進学は選抜特進コースで対応されるので、注意。

特進(国英)
難関私立大文系を目標とし、英国社中心の授業で文系を伸ばすカリキュラム。

特進(国際)
上記特進(国英)と同内容だが、1年の留学がある。

進学(国英)
産近甲龍等の有名私立大文系への進学を目標とし、クラブあるいは進学講習など、放課後の時間を各自で活用が出来る。

進学(国際)
上記進学(国英)と同内容だが、1年の留学がある。

特技
スポーツや文化・芸術、その他分野で各自の特技を活かしながら進路を切り開く。他のコースとは出願書類や受験科目などが異なるので、特技コースに該当するかどうか要相談。

上記8つのコースのうち、特技を除く7つのコースに在籍している者は2年進級時にコース入れ替えが実施されます。ただし、進級先としては特技、特進及び進学両方の国際は選べないことになりますので、ご注意ください。

大学入試に向けたサポートとしては、駿台サテネットの視聴が平日は21時・土曜は18時半まで可能という点を強調されていました(別途年額3万円が必要も、全講座受講可能)。

1年の留学がある特進(国際)と進学(国際)ですが、他コースからも1年留学の希望があれば参加可能(特技コース除く)となっています。帰国後は特進(国際)あるいは進学(国際)の在籍となる点、注意して下さい。

大学合格実績についてです。

今春は582名が卒業。現浪合わせて国公立33名(昨年9名)・関関同立125名(昨年58名)が合格しています(全て延べ数)。昨年度の実績と比べると、大変伸びていることがわかります。

一方で、その582名のうち進路として「未定(浪人含む)」となっている者が61名(昨年58名)いるそうです。

特技コース2期生が卒業した今春ですが、慶應義塾大・関西大・関西学院大・立命館大といった所に進学したそうです。昨年度の1期生は高知大・関西大・関西学院大・同志社大等に推薦等で入学していました。

2015年度入試に向けた情報です。

専願・併願ともに面接を実施しており、実施日は2月11日(祝)となっています。専願は個人、併願は8名グループです。面接を開始して以来、面接の結果で不合格を出した者はいないとのことですが、当日は言動や服装には十二分に注意しましょう。

英検準2級以上の取得者を対象とした入試での優遇を新設されます。受験生本人の英語の当日試験の点と、「準2級80点・2級以上100点」と比較して高い方を英語の持ち点とする、という方式です。

奨学生制度は、「当日の成績上位300名に入学金20万円を免除」「上位30名は1年間の授業料のうち41万円免除」「次の30名は1年間の授業料のうち35万円免除」となります。専願・併願の区別もなく、併願で資格を得ても「専願切り替え」を要求されることもありません。ただし、特技コースは奨学生制度の対象外となっています。

 

 

百合学院中高 英語教育特別プログラム

2014年11月7日 金曜日

2020年(平成32年)の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、文部科学省は初等中等教育段階からのグローバル化に対応した教育環境作りを進めるべく、小中高等学校を通じた英語教育改革を計画的に進めるための「英語教育改革実施計画」を公表しています。

「初等中等教育段階からグローバル化に対応した教育環境づくり」とありますが、「小学校における英語教育の拡充強化」「中・高等学校における英語教育の高度化」といった、小・中・高等学校を通じた英語教育全体の抜本的充実を図ることが具体的な内容になっています。

このように、国が主導となって将来国際社会で活躍する子どもたちを育てることに着手している中で、私立中高もそれぞれの施策をお考えになり、実行に移しつつあります。

そんな中、兵庫県の私立女子中高の百合学院中高では、生徒たちの英語によるコミュニケーション能力の更なる伸長を図るべく、順次英語教育に関するプログラムを導入されていますので、ご紹介致します。

同校が作成されている文書も合わせてご覧ください(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

特に筆者が「面白い」と思った取り組みが、「English Cafe」というものです。

今年6月9日(月)から始まったばかりの「イングリッシュ・カフェ」は、同校のネイティブ英語教員の皆さんが月・木・金曜日のお昼休みの時間に交替で中学生・高校生を対象に交流会を開いている、というものです。中高生なら誰でも自由に参加できるそうで、リラックスした雰囲気の中で英会話を自由に楽しむことが出来る場となっています。

その他にも、「英語多読&音読」「短期留学(海外研修)(2015年度夏休みより実施)」「ランゲージトレーニング(2015年度4月より実施)」といったものが用意されているようです。

そんな百合学院中高ですが、来る11月15日(土)10:00~12:30に中高とも「学校説明会」を開催されます。ぜひご参加ください。

 

 

関西大倉中 11/16日にプレテストを実施

2014年11月6日 木曜日

関西大倉中では、2015年度入試に向けたプレテストを11/16日に実施されます。

詳細は以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


関西大倉中 プレテスト

日時:2014年11月16日(日)8:45集合
場所:関西大倉中
申込:同校HP内専用ページ(こちら)から
注意点:
要事前お申込み
4科型(国・算・理・社)、3科型(国・算・理)、2科型(国・算)の受験型があるので申し込み時に選択が必要


多くの学校ではプレテストを複数回実施されているのですが、関西大倉中に関してはこの1回だけの実施となっています。ご注意ください。

 

 

大阪青山大 看護学科新設説明会 開催

2014年11月5日 水曜日

2015年度に看護学科の設置を目指している大阪青山大が、看護学科の特色、実習および進路情報、入試制度などについてご説明下さる説明会を開催されます。

詳細は以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


大阪青山大 看護学科 新設説明会

日時:2014年11月9日(日)13~15時
場所:グランフロント大阪 ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーC [北館タワーC 8FRoomC03+C04)]
内容:
13:00 第一部 講演「看護学を学ぶ魅力と意義」
14:00 第二部 大阪青山大学 健康科学部 看護学科概要説明
15:00 第三部 個別相談会 (自由参加)


当日は、大阪青山大の看護学科についての説明だけでなく、看護学に関わる講演も行われます。看護学科への進学をお考えの方はもちろん、「看護学」に対する興味関心をお持ちの方も参加してほしいイベントになっています。ぜひ、ご参加ください。

 

 

英真学園高 「行ける学校」から「行きたい学校」へ

2014年11月4日 火曜日

英真学園高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

各コースの近況は以下の通りです。

文理特進
・入学者の入学直後の成績を調べた所、一昨年入学者よりも昨年・今年は大幅に上がっている。他に多くの私立高がある中で英真を選んで入学していることから、「行ける学校」から「行きたい学校」として英真が選択されていることが伺える。
・33名の入学者のうち女子が16名を占めるなど、特進系ではまれな女子占有率の高さ。理由は、文理特進で行われている「英語キャンプ(生徒の費用負担なし)」に惹かれて、が多数。

情報進学
・情報の授業で習熟度別授業を実施するためPC教室は4つ用意されているなど、設備面も手厚い。
・クラスの3割が何らかの資格で1級を3つ以上取得している。
・近年は、デザイン系などを志望する女子の入学者も増えている。
 
総合進学
・進路決定率が年々上昇しており、2013年度卒業生で92%となった。

2015年度入試に向けた情報です。

当日の試験、面接、報告書の3つで総合判定されます。ただし、当日試験において1科目でも0点があったり、2科目で1ケタ台だと不合格になりますので、ご注意ください。

各教科の出題傾向は以下の通りで、例年と変わりはありません。

国語
・長文読解・コラム・古文の各1題。記述式・選択式・抜き出し式を中心に出題。例年通りの出題。

数学
・各分野の基本的な問題を出題(数値計算を含む基礎的な問題)。関数・証明・文章問題などを出題するが、教科書レベルの問題。

英語
・例年通り、次の4項目の観点から受験者の英語力を測る。
語彙・発音・アクセント10問(特に語彙については「数字・月・曜日」に関するものを必ず出題)
文法10問
実用英語10問
長文読解20問