大阪商業大 2年連続定員オーバーの入学者数を確保

2015年5月15日 金曜日

大阪商業大が高校・予備校対象に開催をされました説明会に行ってまいりました。

大学概要です。

もうすぐ学園として90年、大学は開学70年をお迎えになられます。現在は、2017年の完成を目指して新キャンパスの新築工事を実施中です。500坪の広さを有する「ラーニングコモンズ」という開放的なスペースを整備し、学生が自発的に学ぶ「アクティブラーニング」の場が提供されます。と同時に、この場所は留学生との交流の場になる予定、とのことでした。

この大学は2学部4学科体制で、各学科に複数のコースを設けており、各コースが「どのような力をつけるのか」を明確に示し、学生に選択してもらいやすいようにしておられます。各学科内に設置されているコース名は以下の通りです。

経済学部 経済学科:
現代社会と経済コース、事業承継コース、暮らしと住まいコース、資産活用コース、地域おこしコース

総合経営学部 経営学科:
企業経営コース、ビジネス会計コース、ビジネス情報コース

総合経営学部 商学科:
流通ビジネスコース、マーケティングコース、営業プロフェッショナルコース

総合経営学部 公共経営学科:
地域政策コース(環境・福祉分野、観光・文化分野)
スポーツ・レジャーコース(スポーツビジネス分野、レジャービジネス分野)

また、今年4月より「GETコース」がスタートしています。学部・学科問わず募集を行うもので、英語とビジネススキルを徹底的に身につけ、グローバルに活躍できる人材を育成するコース、となっています。4種類の「GETコース生のみ対象の入試」のいずれかに合格した者と、指定校推薦等も含むその他の一般的な入試を経て合格した後に「GETコース選抜試験」に合格した者は、各学科・コースに在籍しながら以下の取り組みを行ったり、特典を得ることとなります。

①1年次は1~2週間の夏期短期留学に参加
②2年次には1年間の長期留学に出る
③授業料は4年間半額免除
④留学先大学の学費は全額免除
⑥資格講座の受講料は無料(年間2講座まで)
⑦1年の留学を経ても4年間で卒業が可能

今春卒業生の就職率は95.6%、進路決定率は95.7%となっています。また、求人倍率が10.81倍と、全国平均の1.61倍を大幅に上回るものとなっているのが大きなアドバンテージです。

2015年度入試結果です。

募集定員(1200名)以上の入学者数を2年続けて確保されているとの件、ご報告の冒頭でお話がありました。

特に公募推薦A・Bと一般Aで志願が集まっていますが、全体として「実志願者数の増加」「学力層の拡大」といったものが合格最低点を押し上げている要因となっているようです。

4つの学科間で人気格差がある=合格最低点(難易度)に差が出る、という構図なので、「どうしても合格を」という場合は本命学科以外へも同時出願をされることをオススメします(4学科同時出願可能で、追加検定料も不要)。

また、奨学金の権利を付与する入試も多く実施しており、今春入試では93名が対象者となった模様です。

2016年度入試に向けた情報です。

「GETコース」の募集については資格一本で押し通すものもあれば、センター試験を利用するものもあるなどバラエティに富んでいますが、全ての入試に共通する特徴として「全ての方式で面接と調査書を判定に用いる」という点があります。

その他、一般的な公募推薦・一般入試・センター利用型入試の他に「資格特別推薦(専願)」「資格公募推薦(併願)」「全国商業高等学校協会特別推薦(専願)」「頭脳スポーツ(囲碁・将棋)推薦(専願)」「スポーツ推薦(専願)」といった、大変多くの種類の入試が用意されています。

Web出願も用意されていますが、従来通りの紙の出願も可能となっています。

 

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