金光大阪中 大学合格実績向上の影に6年一貫生の奮闘

2015年7月4日 土曜日

金光大阪中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

今春の大学合格実績が大幅に向上しています。

国公立大11名(昨年8名)  関関同立98名(昨年54名)
産近甲龍佛139名(昨年130名)  薬学看護医療系17名(昨年15名)

大学合格実績をコース別に見た場合、以下のような割合で6年一貫生が占めています。特に、関関同立の合格実績の半分を6年一貫生が占めていますが、母数を考えますと圧倒的に6年一貫生が少ない(1学年で恐らく50名弱?)中での過半数超えとなっていることから、一貫生の健闘が光ります。

関関同立 一貫文系44%・一貫理系7% ⇒ 一貫生51%
産近甲龍佛 一貫文系32%・一貫理系13% ⇒ 一貫生45%

従前は「クラスは混合、授業は6年一貫生と高校入学生を分けて実施」という形だったものを、今春卒業した学年より「クラス分けそのものから6年一貫生と高校入学生とを分割し、授業もこれまで通り分けて実施」という形にされています。それが奏功したのでしょうか。

2015年度入試結果についてです。

中学入試では入学者数は31名となり、昨年に過去最高をマークした49名から大きくダウンとなり、一昨年の34名に近い数となってしまいました。ただ、古い資料によると、2002年度は11名の入学者数だった模様なので、それに比べると多くはなっています。

昨年は開校以来初めて入学者数のうち半分以上(49名中25名)が女子となりましたが、今年は23:8で男子比率がまた高いという、これまでの比率に戻ってしまいました。

 

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