同志社高 推薦入試開始5年が経過

2015年7月7日 火曜日

同志社高の塾対象説明会に行ってまいりました。

同志社高からは毎年大体85%が同志社大・同志社女子大へ進学しており、15%が他大学へ進学されるようです。今年は347名中316名が併設大(同志社大・同志社女子大)へ上がり、他大学合格実績としては京都大4名を含む国公立大16名などとなっています。2011年度入試では京都大13名を含む国公立43名という結果だったので、他大学合格実績に関しては少々寂しい気がします。

希望者を対象として演習形式の授業を実施するという「土曜特別補講」が高2・3生対象に行われています。高2は英数国、高3は物化生についてより深い学びをサポートし、実力を養成するものとなっており、これが他大学受験の際に活きてくるものとなっています。

さて、入試結果についてです。

2011年度入試より推薦入試を導入し、今年度で5年目を迎えています。推薦入試について詳しくお伝えを致します。

今春は30名募集のところに40名が応募 ⇒ 30名が出願資格認定 ⇒ 合格 となっています。

出願資格を得ることが出来なかった者の中に一般に回って受験・合格を勝ち取る者も多く、毎年80~85%ぐらいの確率で合格しているそうです。推薦が得られなかった受験生であっても学力が相当高く、一般に回って受験をしても合格出来る力がある、ということです。

中学時代の成績をベースとしつつも、出席・部活動・生徒会活動・資格・諸活動などを総合評価して推薦入試受験資格を与えているようですが、やはり成績のウエイトが高い様子です。

2015年度一般入試結果についてです。

今年の志願者数(一般)は294名。2014年度は、滋賀県で膳所高受験者の併願先としての需要が増えたらしく、前年から63名増の300名もの志願があるなどかなりの人気となり、今年は滋賀からは減ったものの京都で増加するなど若干の状況変化があったものの、人気自体は引き続いた形です。なお、推薦を開始して以降は毎年240名程度の志願者数で推移しています。

地域別の志願者・合格者の状況は次の通りです。

応募者 京都市内117 京都府下30 滋賀県126 大阪府10 奈良県2 その他9
合格者 京都市内70 京都府下21 滋賀県82 大阪府6 奈良県2 その他3

2016年度入試に向けてですが、特に変更点はありません。

 

関連記事:
同志社系列校 2015/3/26合同説明会の様子