開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!③

2015年9月11日 金曜日

こちらのエントリー「開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!①」ならびにこちらのエントリー「開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!②」で、来る9月22日(火祝)に開催予定の開成進学フェア 大阪会場の中身についてご紹介を致しました。

開成進学フェアに関するご紹介を行っております当シリーズですが、3回目となる今回は、開成進学フェア 大阪会場で実施されるイベントのうちいくつかについての詳細をご紹介します。

その前に、念のため大阪会場の開催日や会場などについて以下のとおりご紹介したいと思います(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


開成進学フェア 大阪会場

日時:2015年9月22日(火祝)10~17時(一部イベントは16時まで)
場所:マイドームおおさか
内容:私立中高進学説明会、ためしてハッケン!まなびステーション、中学入試分析会、高校入試分析会(大阪・兵庫県第2学区)、公立高校/咲くやこの花中学 教育講演会、開成NET お楽しみコーナー、KAISEI Autumn Music Fair


さて、今回の開成進学フェア 大阪会場では旧来から実施しておりましたイベントについても、今年も引き続き実施を致しております。以下、代表的なイベントについてご紹介を致します。

【私立中高進学説明会】
私立中高の先生方からテーブルを挟んで個別の学校説明をお受け頂けます。お目当ての学校の説明を詳しく聞くことができ、志望校選択に最適!

【中学・高校入試分析会】
中学及び高校入試(大阪、兵庫県第2学区)に関する分析会をそれぞれ開催。今春の入試結果、来春の入試動向予測など、受験生・保護者は必聴!

【公立高校/咲くやこの花中学教育講演会】※席数限定・要申込
大阪府・兵庫県第2学区を代表する公立高校及び咲くやこの花中学の校長先生などから直接お話が聞ける、1校25分間の講演会。

各イベントのタイムテーブル等つきましては、下記に添付のバナーをクリック頂いて移動されたページに掲載をしております。合わせてご確認下さい。

 

関連記事:
開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!①
開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!②

 



 

 

京都学園中高 「地球学」「KOA・グローバル・スタディーズ」

2015年9月10日 木曜日

京都学園中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

今春の入試結果や大学合格実績につきましては、春に行われた説明会で詳しいご報告がありました。当ブログではこちらのエントリー「京都学園中高 2015年にSGH校に指定」で詳しくご紹介をしておりますので、ぜひ合わせてご参照下さい。

中学開学当初から実施をしている大変際立った取り組みがあります。京都学園式のリベラルアーツ教育として、「鶏の解剖」「プレゼン大会」「阿蘇カルデラや福井恐竜博物館など、全国各地の理科的に注目すべき場所へ赴く」などを行い、知的好奇心を大きく育む「地球学」というものを開講している、というのがそれに当たります。

同校は来る2020年の大学入試改革を「大きなチャンス」として考えられているようなのですが、その要因となっているのがこの取り組みです。

自習会「寺子屋」を開講しており、月火木の夜7時まで自習が可能、といったサポートもしっかりとされています。

また、昨年のSGHアソシエイトに続き、今年はSGHの指定を受けているのも大きな話題となっています。

高校の国際コースでは、1年次に「週11時間+α」と英語漬けにし、英語の4技能を磨いています。その後、2年夏休み明けから7・10か月のイギリス・カナダ留学に向かうことになります。

SGH校としての中核的取り組みとしては、「KOA・グローバル・スタディーズ」というものがあります。ディスカッションやプレゼンを通して、問題発見・開発能力・コミュニケーション力、協働力を身につけ、地球規模で考え、主体的に行動出来るようにするものです。講師として元国連関係者を招聘しているなど、取り組みに中身にかなり自信がおありのようです。

英語到達目標レベルとしてCEFRのC1レベル(英検1級、TOEFLiBT110~120)を設定するなど、高度な英語力養成を掲げているのも特徴です。

2016年度入試に向けた情報です。

中学入試では、特Aを中高一貫クラスとして募集をされます(現在の1年生特Aも6年一貫カリキュラムで始動している)。

初日午前のA日程に関しては4教科+面接となっていますが、国際コース希望者に限り「算国+英・理・社から2教科+英語面接」とされているのが大きな特徴です。ちなみに、英語入試を導入して5年が経過しています。

面接については3分ほどの個人面接、となっています。

京都学園中ではプレテストを実施されています。従来通りの位置取りとなる11/21土の実施の他に、10/18日に「学園チャレンジ模試S2」と題した、公立中高一貫校の入試問題に似せた2科型のものを実施されています(昨年新設されたもの)。S2に関してのみ1日の中で午前・午後の2部制の実施となっているので、どちらか都合がよい方を選べるように配慮されています。

高校入試に関しては制度上の変更点は特にありません。

いわゆる「逆回し合格」も存在しますので、ご承知おき下さい。

入試問題の解答方式ですが、全コースマークシート方式と記述式の併用で、マーク:記述は大体80:20になっているようです。

また、高校入試においても面接を全員に実施しており、1名5分程度の個人面接となっています。国際コース希望者のみ1名10分の個人面接で、一部簡単な英語を用いて問われるとのことです。

 

関連記事:
京都学園中高 2015年にSGH校に指定

 

大阪府立富田林中 2017年の開校に向けて詳細が明らかに

2015年9月9日 水曜日

こちらのエントリー「富田林高 気になる併設型中高一貫校の動向」でご紹介をしました、富田林高に併設型の中高一貫校として設置が予定されている件についての続報が入りました。

2015年8月末に行われた大阪府教育委員会議にて、富田林中の開校が正式に決まったようです。

大まかな中身について、以下に記したいと思います。

・校名は「大阪府立富田林中学校」とし、現在の大阪府立富田林高校校地内に設置
・1学年120名募集とし、併設高も引き続き募集を行う
・2017年度入試より募集を開始し、対象地域は大阪府全域
・保護者・地域住民の学校運営への参画を進める「コミュニティスクール」の指定を受ける
・男女別にそれぞれ募集定員の45%に相当する受験者(54人)を合格とし、残りの10%(12人)は男女比を問わない
・以下3つの適性検査+作文で選考され、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと作文の総合点が上位の受験者から合格とする
適性検査Ⅰ 国語的問題
適性検査Ⅱ 理科・社会融合的問題
適性検査Ⅲ 算数的問題
作     文 400字程度
・基礎的・基本的な知識・技能をみる問題と、身に付けた知識・技能を活用する力や論理的思考力をみる工夫をこらした問題をバランスよく出題する

ここで、聞きなれない「コミュニティスクール」という文言について補足をしておきたいと思います。

「地域から期待されている学校であることを踏まえ、保護者・地域住民の学校運営への参画を進めることにより、そのニーズを学校運営に反映させるとともに、学校・家庭・地域社会が一体となってより良い教育の実現に取り組む」ことがコミュニティスクール設置の目的とされており、指定を受けた学校には「学校運営協議会」が設置されることになります。

学校運営協議会が取り扱う事項としては次のようなものがある、ということで、大阪府教育委員会から発表がされています。

<承認する事項>
①学校経営計画に関する事項

<意見を述べることができる事項>
①学校運営に関する事項
②学校評価に関する事項
③教員の授業その他の教育活動に係る保護者からの意見の調査審議に関する事項
④学校の教職員の採用その他任用に関する事項
⑤その他、校長が必要と認める事項

今回リリースされた情報は大変具体的なものとなっておりますので、今後同校の注目度に大きく影響してくると思います。今回発表された内容が、特に当該地域にお住いの受験生・保護者に如何ほど響いているのか、が大変気になるところです。

 

関連記事:
富田林高 気になる併設型中高一貫校の動向

 

金光八尾中高 中高一貫生は4名に1名が国公立大へ

2015年9月8日 火曜日

金光八尾中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

同校につきましては、当ブログでは4年前の秋にご紹介して以来のご登場となります。大変ご無沙汰をしておりました。

今年開校30周年を迎える、進学校としての評判が定着した学校です。

30周年事業として、今年4月には武道館が完成。美術室や音楽室のリニューアル、分割授業用の教室を増設、放課後に自由に使える自習室を設置するなど、施設・設備の新設や改修が進められています。

コース制ですが、中学では以下の2コースがあり、主に国公立大を中心として目指させています。

S特進
・中高6年間の完全一貫コースで、京阪神等の難関国公立や早慶・関関同立などが目標
特進
・中2まではS特進と基本的には同じ学習内容や進度だが、中学段階では基礎基本の徹底を図りつつ発展的内容も踏まえたカリキュラムとしている
・併設高校のどのコースにも対応可能な総合的実力を養成している
・国公立・難関私立大への現役合格が目標

中3及び高1(S特から特進へ下がるのみ)進級時にコース変更が可能で、高2進級時に国公立or私立、文系or理系など細分化されます。

高校では「S特進」「特進」「総合進学」の3コースがあり、主に国公立・関関同立を中心として目指しています。全コースとも月木金に開講している7限の講習は必修で、月火木金開講の8限講習はS特進で必須、特進は選択となっています。選択となっている特進であっても多くが受講しているそうです。

高2進級時に国公立or私立、文系or理系、美術コースなど細分化されることになっています。

今春の卒業者数は285名で、そのうち中高一貫生は83名が占めています。全体の合格者数、そのうちの中高一貫生が占める数(カッコ内)は以下のとおりとなりました。中高一貫生のみだと、京都大3名・大阪大3名・神戸大4名などが主な数となっており、国公立大へは4名に1名が合格しています。

京阪神市府21名(16名) 昨年は15名(6名)
その他国公立大32名(8名) 昨年は42名(15名)
関関同立282名(147名)

今春の関関同立合格者のうち、高校入学時に模試偏差値が60を下回っていた者が60%を占めているなど、入学後の成績上昇には定評があることが証明されています。心強いデータです。

2015年度入試結果については簡単にご紹介します。

中学入試においては、これまでは苦しい中でも募集定員以上の入学者数が居たものの、今春入学者数は70名と募集定員丁度の数になっています。

高校入試では、例年は15%程度の併願戻り率だったところ、今春は19%程度と高い値になった。恐らくは来春入試でも同様に高い戻り率になると予想されておられます。

最後に、2016年度入試に向けてですが、中学入試は日程等も含め何も変更は無く、高校入試においても特段の変更点はありません。

 

京都産業大学附属中高 6年一貫生の40%が国公立大へ

2015年9月7日 月曜日

京都産業大学附属中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

今年度で開校9年目をお迎えになられ、中学校255名・高校1094名・計1349名が現在在籍されています。

大学合格実績についてご紹介します。

今春卒業生394名中、6年一貫生として65名が含まれています。

国公立大86名(昨年73名)・関関同立268名(昨年209名)・京都産業大への内部推薦172名(昨年226名)といった実績となっており、国公立大86名中82名が現役、27名を6年一貫生が占める、という結果になりました。

気になる点として京都産業大への内部推薦が減っている、という所があります。その分、一般的な入試等での京都産業大の合格者数が昨年18名⇒今年66名と増加。同様に近畿大の合格者数も昨年56名⇒今年91名と大きく増えています。安易に内部推薦に流れずに、外部受験を指向しているように思われます。

6年一貫生の大学合格実績をもう少し掘り下げてみたいと思います。2013年度の中学1期生卒業時と今春(3期生)の実績を比較すると以下のとおりとなっています。国公立大合格者数が倍以上となり、6年一貫生の4割強が国公立大を占めるに至っています(画像をクリックすると拡大します)。

2015年度入試結果についてです。

中学入試に関してです。2014年度までに陣取っていた4日目のC日程は入学者数が極端に少なくなってきたこともあり、今春は入試日程の位置取りを変え、土AM・土PM・月へと大幅前倒しとされました。

結果として、志願者数は407名(昨年415名)と微減。特にA日程が昨年71名⇒今年58名と減っており、開校初年度の160名をピークにどんどん減っています。また、B日程も昨年234名⇒今年159名で、初年度409名・3年目425名から考えると大幅減となっています。

このように志願者数が減っている中、入学者数は昨年80名から今年91名と大きく伸ばしています。志願者減の中この結果になったのは、ひとえに、入試日程の前倒しによる手続き率上昇によるものと分析します。

入学者の86%が京都市からで、それも含み入学者の99%が京都府内からとなっています。以前は他府県からの入学者もいたようなのですが・・・。

高校入試についてです。専願268名(昨年218名)・併願500名(昨年528名)・計768名(昨年746名)となり、専願は集まったが併願が微減、併願入学者数が昨年59名⇒36名と昨年から大幅減となっています。

京都府公立高入試制度変更前の最後の年となる2013年度入試では、専願296名・併願613名・計909名の受験者数を集めていたことから、この2年で併願は他校に流れている様子が伺えます。

入学者数は専願240名(昨年212名)・併願36名(昨年59名)・計276名(昨年271名)となりました。専願での入学者数が増えたことが、併願での減少を相殺している形です。

また、併願入学者36名を対象とした調査において、公立併願先としては以下のような所であることがわかっています。

京都前期専門学科(9名):嵯峨野(コスモス)5名・西京3名・紫野(アカ)1名
京都中期(10名):桃山3名・堀川2名・嵯峨野1名・山城(普通)4名
滋賀県公立(6名):石山2名・膳所1名・草津東1名・守山1名・東大津1名
不明(11名、全員京都出身)

2016年度入試に向けた情報です。

中学入試においては、日程の変更はありません。そんな中、A2日程の集合時間を15分遅らせた16時15分とし、他校午前入試からの流れを作りにかかっておられます。ただし、遅刻者対応は行わないので、国語の試験時間中である16時45分までに入室する必要があります。

また、算国の試験時間を60分から50分へ短縮。それにともない、問題量を減らす予定にしているものの、記述をさせたり漢字指定があるといった出題傾向自体は変えないそうです。ここは注意したい点です。

高校入試に関しては特段の変更点はありません。

開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!②

2015年9月4日 金曜日

こちらのエントリー「開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!①」に続き、開成進学フェアの中身についてご紹介を致します。

2回目となる今回は、開成進学フェア 大阪会場において今年から新たに実施が開始となるイベントについてご紹介します。

その前に、念のため大阪会場の開催日や会場などについて以下のとおりご紹介したいと思います(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


開成進学フェア 大阪会場

日時:2015年9月22日(火祝)10~17時(一部イベントは16時まで)
場所:マイドームおおさか
内容:私立中高進学説明会、ためしてハッケン!まなびステーション、中学入試分析会、高校入試分析会(大阪・兵庫県第2学区)、公立高校/咲くやこの花中学 教育講演会、開成NET お楽しみコーナー、KAISEI Autumn Music Fair


昨年までの内容に加え、今年は「ためしてハッケン!まなびステーション」と「KAISEI Autumn Music Fair」を新たに実施することにしています。それぞれの中身については次のようなものを予定しています。

ためしてハッケン!まなびステーション
各校の「相談ブース」とは別に、「英語教育」「ICT教育」といった各校が実践されている魅力ある独自の教育プログラム等を来場者のみなさんに実際に触れて頂き、より具体的に学校の魅力を感じてもらうブース。

KAISEI Autumn Music Fair
大阪・兵庫で顕著な活躍をしている学校・音楽系クラブをお招きし、紹介やデモを行って頂くことで、「クラブ活動」という側面から学校の魅力を感じてもらうための新企画。

「学校選び」は将来を左右する大切な事柄なのは言うまでもありませんが、時には楽しく学校や入試のことを考える、という機会があっても良いのではないでしょうか?その意味では、これら2つのイベントはきっとご期待にそえるものと思います。ぜひご参加ください。

 

関連記事:
開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!①

 


 

 

清教学園中 清教中学模試を11/3火祝に開催

2015年9月3日 木曜日

秋になりますと、各私立中では「プレテスト」の実施が盛んになります。

そんな中、清教学園中が11/3火祝に行われる「清教中学模試」に関してご紹介をしたいと思います。詳しい実施内容については以下のとおりです(画像をクリックすると拡大します)。


第2回 清教中学模試

日程:2015年11月3日(火祝)
会場:清教学園
対象:小学6年生
科目:4教科もしくは3教科(国算理)のいずれかを申込時に選択
申込期間:9月16日~10月16日


「第2回」とありますが、1学期中にすでに1回目を終えられていることからこのようになっています。

受験生個人でのお申込み、お通いの塾を通したお申込みの両方が可能となっていますが、1名で両方から申込をしないようにご注意ください。

なお、このプレテスト実施後の11月23日(月祝)には「成績懇談会」が開催されます。テスト結果を基にした今後の学習方針をお示し頂けるようなので、プレテスト受験者はぜひともこの機会を利用するようにしましょう。

 

 

星翔高 入試時点ではアドバンスとキャリアを統合

2015年9月2日 水曜日

星翔高の塾対象説明会に行ってまいりました。

2015年度入学生より、それまでの特進をアドバンスに、進学をキャリアとコース名を変更していますが、これら2コースの来春からの募集方法に変更が出ています。後程詳しくご紹介します。

キャリアとしたコース名ですが、就職をメインとするコースという訳でなく、将来の進路を明確にする「キャリア教育」に注力することをコース名に盛り込んだものとなっています。それも含め、両コースの詳細は以下のとおりとなっています。

アドバンス(難関私立大):本校に指定校推薦が無い希望大学を目指す
・1~6限は通常授業で、月火木金は7限目に70分の進学講座を開講
・土曜日は90分×2コマで講座を開講し、年間25回程度を実施する
・長期休暇の集中講座も開講

キャリアコース(私学文系):自己発見から大学を目指し、指定校推薦を利用しての大学進学を目指す
・基礎学力の充実とキャリア教育(インターンシップ)
・就職希望者へは「面接指導」「論文指導」といった就職講座を実施

これら2コースについては、2016年度入試より入試段階でのコース分けは行わず、入学後にアドバンスの「7限授業」「土曜講座」を受講する者について「アドバンスコース生」とする、という方針になりました。入学後の4月をお試し期間と設定し、GW明けに本申込を受付し、確定するという流れとなるそうです。

入学時の成績で選定するのではなく、成績は問わず「やる気」を見て判断する、という方針にシフトした、ということでしょうか。

大学合格実績についてです。

昨年の説明会では、「工業科は進学と就職は半々で、進学希望者の半分は大学、残り半分は専門学校。進学コースは大半が進学希望で、大学と専門学校が半々」という説明がありましたが、今年の説明会では「トータルでは進学7割:就職3割で、進学と就職ともに合格率は97%となっている」とご説明頂きました。

特進以外のコースは指定校推薦での進学が多いとのことで、指定校推薦枠は79校・444名分あったとのことです。

入試に関する情報です。

次に当てはまる生徒は、合格最低点を超えていても「不合格」とされます。ご注意ください。

①1教科でも1ケタ得点がある
②3教科合計が専願60点以下・併願80点以下
③頭髪が染色・脱色されている者、ピアス等の装飾品をつけている者(ピアスは穴が開いているだけでも不可)、服装等で同校の規定に反する者

昨春は①「2教科で1ケタ」②「3教科計50点」で、今春には②が「3教科計専併とも60点」と、年々基準を厳しく設定されているのですが、これらにギリギリで入学している生徒たちの多くは2年進級時に進級出来ていないという現状があるということで、入学後に不幸なことになる前に・・・という学校側の配慮の一つであると解釈できます。

特に③は厳しく見ており、「腰パン」「(注意を促してもなお)面接室内での帽子の着用」等も不合格とされているそうです。

その面接ですが、専願・併願共に実施され、生徒1名:教員2名、3~5分で5つほどの質問が行われるようです。

国際科スポーツコースは強化クラブに在籍する者を集めるコースで、中学のクラブ顧問等を通して高校側と念入りなやりとりが必要となります。同コースのみ対象の特待生制度もあるので、ご関心がある方は学校にお問い合わせください。

なお、国語の出題傾向が今春より大きく変わっています。これまでは大問4つ(1は長文・2は詩・3は文学史・4は漢字)だったものを、今年から大問3つ(1は長文・2はやや短い長文・3は文学史の構成とされています。過去問対策の折には、その点ご注意ください。

 

関連記事:
星翔高 コース名を変更

 

 

大阪府公私立高 各種指定校のまとめ

2015年9月1日 火曜日

文部科学省が推進する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」や「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に加え、大阪府では独自に「グローバルリーダーズハイスクール(GLHS、進学指導特色校のこと)」や「骨太の英語力養成事業実施校」といった学校を指定し、高度かつ多彩な取り組みを推進されています。

今回のエントリーでは、国そして大阪府がそれぞれ推進する各種取り組みに関して指定を受けている学校をまとめたいと思います(画像をクリックすると拡大します)。

国が指定する「SSH」と「SGH」に関しては公立も私立も関係なく審査・指定対象となっておりますが、表に掲載されています通り、指定されている学校の多くが公立高となっています。

また、SGHに関しては「アソシエイト」という、いわば「準指定校」といった位置づけの学校も数校存在しています。

また、「GLHS」や「骨太の英語力養成事業実施校」については大阪府教育委員会が指定するもの、ということで、公立高のみが対象となります。特に、「骨太の英語力養成事業実施校」については今年から導入された新しい取り組みで、Super English Teacher(SET)の存在が大きくクローズアップされ、春先には新聞等でも大々的に報道されていたことは記憶に新しい所です。

大きく分けるとこういった学校たちが、それぞれの取り組みに関する指定を受けていることになります。

英語力あるいは国際的な視点に立った教育を受けたい方、理数教育にどっぷりつかりたい方、については、それぞれに関して指定を受けている学校を選ぶのが近道の一つかな、と思います。

▼おすすめのコースはこちら▼

文理学科シリウス(大阪)