神戸学院大学附属高 評価点の設置項目が倍増

2015年10月15日 木曜日

神戸学院大学附属高の塾対象説明会にお邪魔させて頂きました。

2016年度より、以下のように多くの変更点が予定されていますので、少し整理をしてみたいと思います。

①2016年4月 ポートアイランドへ校地移転(移転翌年には中学も開校予定)
併設大ポートアイランドCのすぐ近くに移転、甲子園球場1.3倍の敷地面積の中にこれまでの弱点であった設備面についても充分なものを持つ
⇒ 移転もあってか、今年の相談会等で兵庫県東側の人数が増えているそう
②コース制とカリキュラムの変更
現在「特進理数」「特進文理」⇒変更後は「特進サイエンス(理数)」「特進アカデミック(文理)」「特進グローバル」「総合進学」
③制服一新
④1人1台のノートPCから、1人1台のタブレット端末へ
⑤「北区」「西区」「三田」「三木・小野」方面へのスクールバス運行

特にコースがこれまでの2つから4つへと倍増されている点とともに、最上位コースであるこれまでの特進理数60名募集が特進サイエンス(理数)になり35名募集となっていることに不安が多少残るものの、今春の特進理数は入学者数45名なので、実態に合わせた形かとも考えることが出来る変更となっています。

総合進学コースは土曜日の授業が無く平日も6限授業である一方、特進サイエンス(理数)と特進アカデミック(文理)は7限授業の日もある上で土曜日も演習授業が展開される予定とされています。

併設大学への内部進学については、特進グローバル以外は全学部が対象となるそうです。しかし、薬・リハ・栄養に関しては成績に高いものが要求されることになると思われます。

2016年度入試に向けた情報です。

コース編成の変更については上述のとおりとなっています。回し合格についてはコースの特性を考慮して設定されており、特進サイエンス(理数)と特進アカデミック(文理)からは特進グローバルへの回しは不可となっています。

3教科での試験がベースとなるのですが、特進サイエンス(理数)のみ英数国に理科を加えた4科での試験となります。また、特進グローバルは3教科であるものの英語のみ200点満点換算とされます。

「評定(3年分)+当日試験(+専願のみ評価点+専願加点20点)」という合否判定方法は踏襲されるものの、評価点の項目が5つから10こへ増加(①及び⑦~⑩が新設分)されています。1つ2点で最大10点の加点となります。

①学業に励み、品行方正で、本校の入学を切望する者。
②生徒会(自治会)役員を務めた者。
③中学校公認クラブ(部)の主将または部長を1年以上経験した者。
④中学校公認クラブ(部)で2年以上活動を継続した者。
⑤実用英語検定(英検)3級以上の資格をもつ者。
⑥日本漢字能力検定(漢検)3級以上の資格をもつ者。
⑦実用数学技能検定(数学検定)3級以上の資格をもつ者。
⑧ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)4級以上の資格をもつ者。
⑨3年間で欠席10日以内の者。
⑩上記以外の活動で、特記すべき文化・スポーツ活動を中学3年間継続して行った者。
(例:外部でのスポーツ活動、ボランティア活動・ボーイスカウト・資格等)

 

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