近畿圏 医学部合格ランキング(2016)

2016年5月10日 火曜日

今回は医学部(医学科)の合格実績に注目して整理してみました。学校の規模の違いによる有利不利を無くすために、今回も卒業者数を分母に、医学部医学科合格者を分子にして「占有率」を求め、ランキングを付けてみました。


ご覧のように上位13位までは中高一貫校がメインの私立高校が独占しています。それに肉薄するのが堀川、北野、膳所、天王寺、神戸、長田と京都、大阪、滋賀、兵庫の公立トップ校が続いています。国公立の医学部(医学科)はセンターのボーダーが高いうえに2次試験でも厳しい戦いになりますので、高校内容を先取りする事ができる6年一貫の私立の方が有利になると考えられます。また医学部は他の学部よりも早くから志望が固まっている受験者が多いという特徴もありますので、中学入試に臨む段階から医学部進学を想定している小学生が、医学部への合格者が多い中学に集まるという効果が表れているのかも知れません。