大阪夕陽丘学園高等学校の説明会に行ってきました

2016年10月11日 火曜日

先日大阪夕陽丘学園高等学校の説明会が行われました。かつては「大阪女子学園」という70年以上の歴史を持つ女子の伝統校でしたが、2005年から「大阪夕陽丘学園」と改名され共学化したという学校です。ある年齢以上の方でしたら河合奈保子の出身校といえばピンとくるかもしれません。上町台地の西の端、まさに文字通り夕陽が臨めそうな場所にあります。

この学校は、とにかく一つの学校とは思えないほどの多彩なコース制が特長です。1年時には「特進Ⅰ、Ⅱ」という大学入試に対応したコースがありますが、21日間の講習会などで受験学力を養成しているようです。2年からは3つのコースに分かれます。英語に特化した「英語国際」というコースでは海外研修や英検への取り組みに加えて関西外大との接続授業も行っているそうです。このコースのためにALT(補助語学教員)が3名用意され、TOEICやエッセーライティングで段階的に英語力を高め、留学をする生徒にはその準備を段階的に行うとのことです。在学中に英検を取得した生徒には報奨金が出るなど、生徒の頑張りを賞賛する仕組みでモチベーションを高めています。

「音楽コース」、「美術コース」もそれぞれ夏休みに2週間の特別講習が用意されているそうです。

女子のみのコースですが、「総合進学」というコースは幼児教育、保育への進学を想定しており、加えて2年からは「進学探究」という看護系への進学を考えている生徒用のコースが増設されます。つまり2年生からは8コース制になるというわけです。

現在では4年制大学に進学する生徒も多く、就職する生徒はごくわずか、とのことです。

ちなみに昨年度は国公立大学2名、関関同立37名、産近甲龍117名と進学実績も年々高まってきています。

元、女子校と書きましたが、今では男女比はほぼ1:1、部活はそれほど盛んではないイメージですが、陸上や弓道は近畿大会に出場するなど、立派な戦績を挙げています。

 

10月22日には「体験入学」というオープンスクールが開催されるようです。部活の体験もできるようですから、この学校に興味を持った方は学校のHPで各イベントの時間帯など詳細を調べ参加してみてはいかがでしょうか。