大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果③

2013年2月4日

大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果①
大阪府高校入試 2012年度第2回進路希望調査結果②
に続くエントリーです。

去る1月23日(水)に新聞各紙に掲載された、大阪府内の公立中学卒業見込み者を対象にした第2回進路希望調査結果を細かく見ていくシリーズです。

今回のエントリーより、公立高前期の希望動向についてご紹介してまいります。

今回は、学科単位での人気動向を見てまいります。主要な学科について、次の表にひとまとめにしました。

今年度より前期でも普通科の選抜が実施される、ということで、新たに普通科の欄を設けています。

その普通科ですが、トータルで4倍弱という高倍率となっています。各校の詳しい倍率はまた改めて後日のエントリーでご紹介をしますが、8倍近い超高倍率となっている学校がある一方で、定員である80名にも満たない希望者しかいないという「定員割れ」校も存在するなど、人気に大きなバラつきがあります。

文理学科の倍率は2.81倍で、昨年の希望調査段階の2.65倍から大きく数値を上げています。この様子だと、最終倍率は昨年の2.9倍と同程度になることは明らかです。受験予定の皆さん、今から「追い込み」のスピードを上げておくべきかと思います。

理数科でも昨年調査段階より倍率が上がっています。こちらも最終倍率に注目したいところです。

前期でも普通科の選抜が開始となる、ということを受けて「割を食うのでは」と考えられている各専門学科ですが、総合科学・国際文化・国際教養・単位制・総合では昨年の最終倍率からダウンしています。特に総合学科の倍率ダウンが激しく、他学科と比べると極端に低いことがわかります。このままいきますと例年になく入りやすい、いわゆる「狙い目」となる可能性が高いです。注目です。

次回のエントリーでは、主要な専門学科の学校別倍率をご紹介します。