兵庫県公立高 2014年度の学科・コース等の変更点

2013年5月1日

兵庫県教育委員会より、2014年度の公立高における学科・コースの設置及び特色類型の見直しについて発表がありました。

今回変更が生じる学校・学科・コース及び特色類型は以下の通りとなっています。

①専門学科の設置
・宝塚北高
【現行】普通科グローバルサイエンス・コース ⇒ 【改編後】グローバルサイエンス科

②普通科へのコースの設置
・兵庫高
【現行】総合科学類型 ⇒ 【改編後】未来創造コース

・尼崎高
【現行】教育総合類型 ⇒ 【改編後】教育と絆コース

③普通科の特色類型の見直し
・村岡高
【現行】地域創造類型 ⇒ 【改編後】地域アウトドアスポーツ類型
※募集定員の50%を県内外から募集

・播磨南高
【現行】芸術類型 ⇒ 【改編後】芸術保育類型

特に宝塚北高がコースから科へと引き上げになることが大きい変更点ではないでしょうか。

宝塚北高のグローバルサイエンス科で開講が予定されている「特色ある専門科目」としては、次のようなものが予定されているようです。

「理数数学Ⅰ」「理数数学Ⅱ」「理数物理」「理数生物」「理数化学」
「GSコミュニケーションイングリッシュフォーサイエンス」

この学科の目標が「旺盛な探究力、高度な調査能力、総合的な思考力、的確な表現力等を兼ね備えた人材を育成する」とされていることからもお分かりの通り、やはり理系科目に力が入るようです。ただ、理系科目だけでなく英語にも力を入れるようで、「英語に強い理系」を養成することも視野に入れているのではないでしょうか。