大阪府公立高 五ツ木模試平均偏差値推移⑤

2015年12月15日

新制度の下で入試が行われる2016年度大阪府公立高ですが、「実質の入試一本化」を受けて受験生たちはどのような志望動向になっているか?に大変注目が集まっている事を受け、五ツ木模試における大阪府公立高各校の「志望者 平均偏差値」をご紹介しております。

全5回としているこのシリーズの最後となる今回のエントリーは、学区を問わず専門・総合といった普通科以外の主要校・学科についての志望者平均偏差値です(画像をクリックすると拡大します)。

普通科単位制3校のうちでは、鳳高の平均偏差値が大きく下がっているのが気になります。

総合学科の中では、千里青雲高が大きく平均偏差値を下げているのですが、他は昨年とほぼ同等となっています。ただ、芦間高は平均値が昨年から上がっていますので、注意が必要になるかもしれません。

さて、前回までのエントリーでもご紹介をしていますが、今春の公立高入試において国際・グローバル系の倍率が非常に高かったことを受けて、今年の中3生から同系統の志望が敬遠されているように見受けられるデータがあります。

今回ご紹介をしている表内には国際文化と英語の各学科をご紹介していますが、いずれも平均偏差値を大きく下げています。

このことから、国際・グローバル系は今春よりも少し低めのレベルが集まる志願者層になるのでは、と予想されますので、現中3生で同系統を狙っている受験生にとっては「ラッキー」なことになるかもしれません。

全5回で五ツ木模試における大阪府公立高各校の「志望者 平均偏差値」をご紹介致しました。

 

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