大阪学芸高 地域社会に信頼される学校に

2010年11月4日

大阪学芸高の塾対象説明会に参加してきました。

大阪学芸高 外観①

学校の先生もおっしゃっておられましたが、これまでは学校外での説明会実施でしたが、多くの塾の先生から「学校内施設を使って説明会をしてほしい」というご要望があったようで、今回はそれにお応えいただいた形です。

説明会会場

大阪学芸高はここ最近、「学力をつけさせる学校」というイメージが強い点を変えるべく、様々な取り組みをされています。

まず、2009年11月に環境活動開始宣言というものを行い、環境方針を定め、それにそってさまざまな環境活動を実施されています。太陽光発電も導入予定にされているなど、エコ活動に積極的に取り組まれています。

また、現在「エコアクション21」の認可申請中ということもお教えいただきました。学校法人では取り組み例が少ない中挑戦されているこの取り組みは、異業種との交流なども含めて様々なメリットがあるそうです。

セレッソ大阪 オフィシャルパートナー

もう1つの大きな動きとしては、上の画像にもありますとおり、セレッソ大阪のオフィシャルパートナーになった、ということが挙げられます。大阪学芸の生徒による「キンチョウスタジアム」(長居球技場)の清掃活動、セレッソ大阪の森島寛晃アンバサダーによる講演といったものの他に、セレッソ大阪ホームゲームのうち1試合を「大阪学芸サポーティングマッチ」とし、この試合の時にはコーラス部が競技場で発表をしたりしています。

このように現在の大阪学芸は「地域社会に信頼され、街の誇りになる」ことを目指しておられます。

大学進学実績についても触れておきましょう。

国立大合格者では、2008年度12名(うち現役11名)だったのに対し、2010年度は33名(現役29名、1名は大阪大) と、2年前と比べると約3倍に伸びています。

関関同立の合格者数に目を転じますと、2008年度54名から2010年度では152名と、こちらも約3倍となっています。

関西大が26名⇒86名(3.3倍)、 近畿大が74名⇒156名(2.1倍)、 関西学院大が14名⇒37名(2.6倍)、 龍谷大が20名⇒59名(3.0倍)と、それぞれ2008年度から2010年度で合格者数を大きく伸ばしています。

2011年度入試の変更点です。

この春から新設された特技コースですが、定員が20名増えて40名になります。ただし、専願のみの受付となりますので、ご注意ください。特進理数の定員も120名に増員されます。

1年間の海外留学を希望する生徒たちのために、特進と進学の両コース内に「国際」というものを設けることで海外留学に向けた準備・帰国後のケアに重点を置くことを念頭におきます。

この変更によって、大阪学芸高はコースが以下のように7つも存在することになります。

コース概要

エコ活動、セレッソ大阪とのパートナーシップ、進学実績の向上、特技を持つあるいは海外に目を向けた生徒にも入学してもらう、など、大阪学芸高は大きく変わりつつあることを知った説明会でした。