神戸国際中 語学力と国際感覚を磨く

2013年5月29日

神戸国際中の塾対象説明会に行ってきました。

教育内容のご紹介です。

神戸国際中の教育における基本方針は以下3点とされておられます。

国際理解教育の充実「語学力」
個性を伸ばす教育「人間力」
徹底した学習指導「学力」

特に一番上に挙げられている「語学力」に関連するところですが、グローバル人材の育成のために以下3つの資質をつけてもらうようにされているとのことです。
①「Sincerity 誠実さ」
多様な考え方や文化に関心を持ち尊重する心、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度、協調性・柔軟性・責任感
②「Specialty 専門性」
高度な語学力、世界に貢献できる専門性を追求していく力、幅広い知識と教養をもとに発信する力
③「Self-Management 自己管理力」
自ら目標を設置し実現に向けて努力する力、主体的に考え行動する力、失敗を恐れずチャレンジする力

具体的な取り組みに関して簡単にご紹介しますと、「イマージョンクラス」「ニュージーランド演習及び語学研修」「イングリッシュキャンプ」「Oratorical Contest」など、特に英語に関するプログラムが多彩となっています。加えて、中1よりフランス語を必修としていることもあり、フランス語のスピーチ大会や、希望者を対象に10日間フランスで語学研修を行う、といったものも用意されています。

1クラス約20名という少人数の設定なのも特徴です。少人数クラスで語学力と国際感覚を磨く取り組みが効果的に行われているようです。

大学合格実績です。

医歯薬系22%や理工系11%と、女子の学校かつ英語に力を入れている学校であるにも関わらず理系にも高い割合で進学していることをお示し頂きました。と同時に、文・外国語系が21%という数字でしたので、意外な結果に驚きました。

今春は国公立大は13名(神戸大2名含む)、関関同立は36名(4大学では関西学院13名が最多)というもの。卒業生が48名であることを考えると、国公立大の割合は高いのではないでしょうか。

今春入試の結果について簡単にご紹介します。

今春の総受験者数は85名でした。137名の受験者数を集めた3年前の2010年度から年々受験生が減っています。

通学エリアとしてご紹介されたデータのうち一部を以下に示します。

神戸市内61%:神戸市外39%
神戸市内では多い順に西区(34%)須磨区(19%)垂水区(15%)北区(10%)と続く
神戸市外では多い順に証(30.5%)姫路(13.5%)加古川(13%)西宮(12%)と続く

来る2014年度入試についてです。

入試日程名称を、これまでの「~選考」から「~日程」と改めるのみで、大きな変更はないそうです。

神戸国際中の入学試験は4科必須受験で、国算・国算理・国算社・国算理社の4パターンそれぞれを300点満点換算したものの中から最も高い得点を持ち点とし、合否判定されるというものです。

以上、神戸国際中の情報でした。