箕面自由学園中 改革の成果が成績に表れている

2013年8月26日

箕面自由学園中の塾対象説明会に行ってまいりました。

教育内容です。

授業時間合計は週で8時間、中学3年間で実に840時間もの差が生まれることになります。また、英数にシフトをしてカリキュラムを組んでいる(英数が多め)とのことです。

授業時間数自体は多いのですが、英語を例にとってみると、授業時間は週8時間あるものの授業進度は公立中並みに設定し、時間数があるのでその分「深さ」を求めている、というのが特徴です。

習熟度別授業は、英数では1・2年のうちは3段階、国語及び中3の英数は2段階に分けて実施されています。そのレベル分けについては毎学期見直しが入るという細かさです。現中1生では次のようなクラス人数構成となっています。

国語 アドバンス25・スタンダード25・ベーシック設定なし
数学 アドバンス18・スタンダード22・ベーシック10
英語 アドバンス23・スタンダード17・ベーシック10

放課後(チューター)特別補習は火~木の3日間、16時半開始と18時開始の2部制にしており、クラブ活動参加後18時からの部に参加することも可能とするなど、クラブ活動と補習の時間帯をずらして設定することで、クラブと勉強の両立が可能になっています。

2008年より改革に着手している箕面自由学園中ですが、その教育改革の成果が徐々に表れてきています。

2010年度入学生の中1の9月時点で偏差値60以上は15%だったところ、同学年の3年2学期では偏差値60以上は28%になり、偏差値70以上が7%存在しているなど、成績を上げているのが目に見えて明らかです。

中学から高校に内部進学する際は「併設高」「他高(公立・私立共)」のどちらを選択しても可能となっています。

他高校の合格実績ですが、今年は大教大池田・西大和学園(2名)・清風南海(2名)・清風・三田学園・関西大倉(特進S)・雲雀丘学園(2名)といったところに合格を出しており、昨年は北野高(文理)にも合格を出しています。

内部進学については、これまで「総合進学コース」に上がる生徒が多かった所、近年は「特別進学コース」に上がった生徒が多いとのことでした。それだけ「学力が付いてきている」ということを表しているものと考えられます。

2014年度入試ですが、1/19(日)のB日程は午前・午後の2回実施の予定で、それも含めて全5回の入試回を予定しています。