帝塚山学院泉ヶ丘中高 関西学院大との進学協定締結

2014年9月25日

帝塚山学院泉ヶ丘中高の塾対象説明会の様子をご紹介致します。

大学合格実績について、です。

今春の国公立大合格者数は53名。卒業生数が少ない学年だったので苦戦した模様です。

近年は医歯薬系志望者が多く、特に医進は91%が医歯薬と国公立大への進学で占められています。なお、今春は学校総数で82名が医歯薬系学部に進学しています。

現役での進学率は80%、現役合格率は86%となっています。

大学進学者のうち30~40名程度が指定校での進学、であるとのことです。

タイトルにもありますとおり、今春には関西学院大との進学協定を締結し、推薦人数枠が13名から本年度より26名へ増加されています。うち、16名が国際科指定となっている、とのことです。国際科は1学年約40名の募集ということもあり、半分近くの割合となります。

2014年度入試結果についてです。

中学入試結果です。受験者数655名に対し196名が入学となりました。受験者数は昨年604名から増加しているものの、入学者数は昨年217名から減少となっています。しかしながら、160名募集なので、適正値に近づいたといえるのではないでしょうか。

コース別入学者数は次の通りとなっています。

医進78名(昨年74名)
特進A78名(昨年105名)
特進B40名(昨年38名)

特に医進はこの4年間続けて2クラスの構成となっているようです。

日程別の動向は次の通りです。

1次
併願が増えており(10名⇒43名)、43名中37名が当日午後に清風南海を受験しただけでなく、併願からの戻り11名は全て清風南海との併願者。

2次
専願が昨年77名から163名と大幅に増えた。1次2次連続受験者も増えている様子。2次受験者からの入学者数は22名となり、うち13名が併願戻りとなっている。

特に特進Aは1次・2次とも合格者のレベルが上がっているようなので、注意が必要です。

同校はプレテストを実施されていますが、プレテストでB判定以上ならば、1次では100%、2次でも95%の確率でどこかのコースに必ず通っている、というデータをお示し頂きました。C判定でも1次で96%・2次で82%がどこかのコースに合格していますので、かなりの高確率と言えます。

最終的には、入学者196名中190名がプレテストを受験していた、ということになります。

高校入試における2014年度入試結果です。

併願が昨年212名から今年182名と大きく減っていますが、最終的な戻り率が昨年20%(42名)から25%(45名)となり、入学者数は80名(昨年81名)となっています。

併願者の公立併願先(面接時の聞き取り)は次の通りとなったそうです。

泉陽 前期40・後期64
鳳34
富田林 前期12・後期14
岸和田 文理17・普通18
生野 文理10・普通12
三国丘 文理4・普通4
和泉 グロ7・普通29
住吉 計10
泉北 計6
その他(天王寺・高津・大教大平野など) 前期12・後期6

2015年度入試情報です。中学入試では、以下のような変更点が出ています。

・後期入試の集合時間を2時間早める(13時半集合)。
・2次併願合格者の入学手続を1日延長し、21日(水)17時までに。
・従来は「医進のみ判定」があったが、取り止めることに。

高校入試の変更点は次の通りです。

・国際科に限り、英語の配点を150点と変更する。
・「3科5科いずれかを出願時に選択可能へ」変更。普通科の場合、3科なら「3科×500/300」とし、国際科なら「3科×550/350」とされる。なお、5科受験者であれば、5科合計か上記の3科での計算のうち高い方を持ち点とする。