大阪学芸高 附属中を2016年4月に開校へ

2015年3月16日

大阪学芸高では、正式な校名を「大阪学芸高等学校附属中学校」とする附属中学校を2016年4月に開校させるべく、現在準備を進められています。

次のような教育内容となるそうです。同校がお作りになられました案内パンフの一部とともに、ご紹介を致します(画像をクリックすると拡大します)。

・クラブ活動や各種行事などは高校と混ぜて実施することで高校との交流を盛んにし、その経験を高校進学時のコース選択にも役立てて欲しい、とのこと。特にクラブ活動については、高校の進学コースと授業時間数を意図的に合わせることで高校生と一緒に活動出来るように配慮されている。
・先取り学習をせず、学習指導要領通りの進度で3年間進む。週35時間を確保しているので、深さを追い求めることになる。
・カリキュラム上の特徴として「英語の時間数が多い」とパンフレットにあり、週6時間が確保されている上に、週2時間の総合学習では「国際理解教育」が展開される。この授業では、ALTを配置し、英語の4技能をバランスよく伸ばすような内容にする。

また、以下の画像の通り、高校進学時には併設の高校に持ち上がることになっています。こちらも、学校が発行されている案内パンフから該当部分を画像でご紹介しつつ、特徴を述べたいと思います(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

・コース制を設けず、高校進学時には併設の大阪学芸高の全コースの中から進学先を選ぶことが可能。学校としては「高校進学後、学校のリーダーとなる生徒に育てたい」との思惑があり、進学先コースとしては選抜特進を、悪くても特進には上がってほしいとの願いを持たれている。
・高校進学時には特技コースへの進学も可能としていることから、中学入試時点でも「一芸に秀でた」生徒にも来てもらいたい。

募集定員は80名を予定されているそうです。

なお、入試日程に関しては、1/16土の統一解禁日は必ず入試を実施される予定であるものの、それ以降の日程は未定。ただ、1月末や2月中といった遅い時期の入試実施も前向きに検討しているとのことでした。

当ブログでは、この新校の情報を今後も追い続けてまいります。情報が入り次第ご紹介致しますので、ご期待下さい。

 

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