受験生にオススメの文房具 「消す!」編

2010年11月8日

少し前のエントリー「受験生にオススメの文房具 「書く!」編」に続くもので、今回は「消す!」編です。

受験勉強を進める時にはそれほど気にしない「書いた字を消す」という行為ですが、入試当日になると「余計なところまで消してしまったかも」とか「消しが甘くて、ちゃんと消えてなかったかも」など、受験生たちは妙に神経質になるようです。

今回は特に入試当日で力を発揮する「消す!」アイテムたちをご紹介します。

mono one

まずはこれ、「mono one」という消しゴムです。非常に小さい消しゴムで、1文字からササッと消すことが出来ます。

テキストの文字との比較

テキストの文字の大きさと比較すると、こんな感じです。英語の1単語だけを消すという時にも、上下の行や前後の文字を誤って消してしまうことがなさそうです。ピンポイントで少しだけ消したい!というときに威力を発揮するアイテムです。

1行消し ミリケシ

次は、「1行消し ミリケシ」というものです。

ミリケシ 断面

この消しゴムの特徴はこの断面にあります。このような星型の断面になっているのですが、それぞれに何やら3や6といった数字が書かれています。

この数字は「それぞれの幅が何ミリメートルなのか」を指しており、消しゴムを使うべき場所の行幅に応じて使う所を使い分ける、という仕組みです。これによって、特にノートの罫線の幅にぴったり収まった状態で消すことが可能です。

このミリケシを発売しているコクヨでは、2009年に行った消しゴムに関する調査で「ノートの上の行や下の行を消すことなく、狙った1行だけを消したい」「消す幅に合わせて消しゴムを使い分けたい」というニーズが多いことが分かり、それに応える商品として開発されたという経緯があります。

マークシート用消しゴム

マークシート用の消しゴムです。「OCR・OMR紙面の消去に適しています」と書かれています。センター試験、私立大のマーク型試験を受ける大学受験生は1つ持っておくといいかもしれませんね。

また、この消しゴムはほんのりとミントの香り(集中力がアップする)がするのも特徴です。

消しゴム いろいろ

このマークシート用消しゴムを作っているSEEDという会社は、上の写真のように数々の特長ある消しゴムを作られています。

左上は「リラックス効果」、左下は「集中力アップ」と書いてますが、それぞれカモミールとミントの香りがするそうです。

右の3つは消しゴムの持った感じや消した時の感触が異なるものです。右上は「スーパーサラサラ」、右真ん中が「スーパーカチカチ」、右下は「スーパーねばねば」と書いてあります。特に「スーパーカチカチ」は消しゴム自体がものすごく固く、「スーパーねばねば」は逆にやわらかく作られています。消した時の感触にこだわる方に一度試してもらいたい消しゴムですね。

いろいろな「消す!」アイテムをご紹介しましたが、受験生にとって一番理想的なのは「消しゴムを使う必要がない、確実に解答出来る力」なのでしょうけども・・・。