ノートルダム女学院 クリスマス入試説明会・トワイライト個別相談会

2019年11月13日 水曜日

 11月もそろそろ後半。サンタさんも年に一度の出費(?)に備えて色々考える季節になってまいりました。クリスマスシーズンといえば、キリスト教系の学校ではツリーのイルミネーションや、降誕を祝う劇や合唱など、存分に季節感を感じることができるという点でも、非常にうらやましい限りです。

以前このエントリーでも紹介した京都東山のノートルダム女学院中学校高等学校でも12月は盛り上がります。ちょうどその時期に今年最後の入試説明会が開催されます。 11月30日(土)と12月1日(日)は明るいうちの説明会。今までこの学校の説明会に参加した皆さんも、いよいよ入試直前ということで、下見を兼ねて参加してみては如何でしょうか。併せて学校内の雰囲気もお楽しみください。 その後、12月13日から「トワイライト個別相談会」が夜に実施されます。こちらも予約制の個別の相談会です。高校受験生には併願校の相談にも乗っていただけそうです。 入試前の不安な心もクリスマスツリーのイルミネーション見て洗い流してしまいましょう。 このブログをスマホで読んでいる方は、もう一台スマホを用意して、チラシ右下のQRコードを読みこんでYouTubeで開いてください。ノートルダム女学院放送部が作った学校プロモーションビデオを見ることができます。 いやぁ、素晴らしい。

ノートルダム女学院にお邪魔してきました(文化レベルもとっても高いぞ編)

2019年9月11日 水曜日

この学校には部活ではなく、外部講師を招いての本格的な習い事をオプション選択することが可能です。ちょうど放課後の時間帯、お茶のおけいこが行われています。

こちらでは池坊の家元のお嬢さんがノートルダム女学院の生徒さんだった縁で、池坊の先生の指導によるお花のおけいこです。黙々と取り組んでいます。

こちらはフルートのレッスン。 その他、ピアノやお琴などのレッスンも学校内で受けることができます。

さて、ノートルダム女学院といえばオーケストラが有名ですが、この日は弦楽器が集まって練習をしていました。広い専用の練習室で、音楽の先生による指導が行われています。実はこの皆さんの演奏を、開成進学フェア大阪会場で聞くことができます。9月16日(月祝)マイドームおおさか2階ロビーに15:35頃にお集まりください。

(今回色々話を聞かせてくれた、高校と中学校それぞれの生徒会長さんと副会長さんです。)

ノートルダム女学院にお邪魔してきました(グローバル英語コースの授業編)

2019年9月10日 火曜日

少し授業を見せていただきました。まずはフィリピンにいる先生と1:1で会話するオンライン英会話の授業です。今では導入している学校も増えてきましたが、こちらは京都で1番に導入したとのことです。歴史があるだけに使い方もこなれています。講師任せにせず、ネイティブの先生が管理画面で授業をモニターしています。しかしなんといっても、生徒さん方の楽しそうなこと。こんなに騒がしいオンライン英会話の授業は見たことがありません。本当に皆さんコミュニケーション能力が高いです。ここにいるのはグローバル英語コースの中3生です。このコースの1期生は3人に2人が英検準一級合格という輝かしい実績を上げています。中には高円宮杯全日本中学校英語弁論大に出場した生徒もいるとのこと。中3ですでにこの実力でしかもこの後さらに数回、海外語学研修の機会があるとのことですので、今後がとても楽しみです。

こちらは高校生のプレゼンテーション型の授業です。もちろん英語です。歴史を変えた女性について、全員一人ずつの発表です。先生が専門用語をさりげなく解説して、聞いている生徒の理解を助けています。テーマが前の週に決められてから、1週間で資料を集めて英語での発表原稿と画像を作成するのだそうです。海外の大学のゼミのような授業です。この学校の生徒はAO入試や推薦型の入試にも強いそうですが、このような授業で思考力や表現力が鍛えられているというわけですね。(続く)

ノートルダム女学院にお邪魔してきました(ほぼ観光ガイド編)

2019年9月9日 月曜日

京都東山のふもとには西田幾多郎をはじめとする哲学者が思索にふけりながら散策したとのことから「哲学の道」と呼ばれる琵琶湖疎水沿いの遊歩道がありますが、桜並木がある場所やモミジに代表される鮮やかに紅葉する落葉樹などもあり、京都を代表する観光地です。哲学者が散策したというのはフィクションだと思っていましたが、30年ほど昔のことですが、早朝にそこで京大哲学科の教授や、ノーベル化学賞を受賞した福井謙一先生に出会ったこともあります。(私は早起きして散歩+思索していたわけではなく、朝まで飲み明かしていただけですけど・・・)

それはさておきその哲学の道の真ん中、鹿ヶ谷あたりから緩やかな坂を上るとそこにノートルダム女学院中高の建物が建っています。通学至便というわけではありませんが、高校生徒会長によると、朝は朝日に向かって登校、昼は京都市街地を一望できる校舎からの眺望、夕方は夕陽に向かって下校というのがとてつもなく心地よいのだそうです。住宅地の中ですから夜の通学路は人通りが少なくなりますが、自習室や部活で遅くなった生徒向けに、先生が前後についてふもとのバス停まで送っていくのだそうです。特に生徒同士の仲が良い、先生と生徒の距離が近いという校風はこの環境で育まれているのかもしれません。

学校の中に和中庵という約100年前に建てられた文化財が現存します。元は実業家の邸宅だったそうですが、その後修道女の住まいとして使われていたというものです。耐震補強工事は行われたそうですが、建築当時の和洋折衷の趣を今に伝えています。(続く)

ノートルダム女学院中学校・高等学校 オーケストラクラブ推薦

2019年6月21日 金曜日

京都のイメージといえばお寺や神社、和服や茶道など伝統的な和のイメージが強いのですが、実は西洋音楽が盛んな地域でもあります。日本で最古の自治体直営のオーケストラである「京都市交響楽団」を始めとして、100周年を迎えた京都大学交響楽団、毎年ヘンデルのメサイア全曲演奏を行う同志社大学、こちらも60年以上の歴史のある立命館大学、さらに龍谷大学、京都産業大学、京都女子大学、京都薬科大学、京都教育大学にもそれぞれオーケストラがあり、京都府立医科大学、京都府立大学、京都工芸繊維大学は合同で「京都三大学交響楽団」を構成しています。

中学校、高等学校でも洛星、京都女子、ノートルダム、同志社、同志社女子の5校にオーケストラ部があります。つまりそれほど広くもない盆地に、プロオケ1つ、大学オケ9つ、中高オケ5つ、その他それらの卒業生たちが作ったアマチュアオケを含めると、数十のオーケストラがひしめいているという不思議な街です。

そんな京都ならではの企画なのですが、以前このエントリーでも紹介したノートルダム女学院中学校・高等学校では、入学段階でオーケストラに入りたい女子への優遇策が発表されました。

詳細は学校ホームページから要綱を確認していただきたいのですが、オーケストラで使われる楽器(バイオリンなど)だけでなく、中学入試ではピアノやエレクトーンでも楽器経験があればOKであるようです。何らかの楽器を習得した生徒なら、別の楽器に取り組んでも成長が早いわけですから納得です。

というわけで、こちらのエントリーは10月1日と早めとなっておりますので、お気を付けください。

 

(画像をクリックするとPDFが開きます。こちらは中学入試用で、高校入試用のものは別に学校ホームページに掲載されています。)

ノートルダム女学院 中学高等学校 クリスマス入試説明会

2018年11月28日 水曜日

今年もそろそろ街はクリスマスモード。偽サンタが店頭に出現する季節となってきましたが、ミッション系の学校、特に女子校はしめやかな(盛大な?)イベントが盛りだくさんです。クリスマスツリーの点灯会やミサ、ページェント、キャンドルサービスといった「本物の」クリスマスのお祝いができます。同志社大・同志社女子大は毎年ヘンデルのメサイアの全曲演奏をしますが、これまたスケール感があって羨ましい限りです。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

京都、東山のノートルダム女学院中学高等学校もミッションスクールですが、このクリスマスの雰囲気の中で入試説明会を行うというお知らせが届きました。何気なくチラシの下の方を見ると・・・、グローバル英語コースは2人に1人が英検準一級、関関同立の推薦枠47名、上智の推薦枠4名・・・と、さりげなくとんでもないことが書いてあります。12月8日、9日に加えて14日、21日も個別相談の説明会が開催されるそうですので小中学生女子は、保護者の方と一緒に一度足を運んでもっと詳しく聞いてみましょう。

因みにクリスマスを一緒にお祝いしたい方は、12月20日(木)14:00から、小学校、中学校、高等学校、大学合同のクリスマス会が地下鉄北山駅から徒歩7分のノートルダム女学院大学「ユニソン会館」にお集まりください。「ユニソン」会館での「ハーモニー」も楽しみですね。

ノートルダム女学院 中学校・高等学校 オープンスクール

2018年4月9日 月曜日

以前このエントリーでも紹介したノートルダム女学院のオープンスクール(小学生対象)の季節が巡ってまいりました。(昨年の記事はこちら↓)

http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/?s=%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0
昨年紹介したように2年前に設置された「グローバル英語コース」に関する続報です。なんと高校2年生21人中7人が英検準1級取得と、早くも目に見える成果を打ち立てています。初代校長先生の「Be A Lady(レディーになりなさい)」のお言葉通り、お行儀のよい生徒さんばかりの学校ですが、そういった学校文化が高い学習効率を支えているのだなと感じさせられるエピソードでした。

 

 

 

(クリックするとPDFが開きます)

 

 

 ところで、このチラシの裏に、次の日曜日(15日)オーケストラクラブの演奏会の案内がありますが、昨年末東京で行われた第24回全国高等学校選抜オーケストラフェスタにも出場した実力派です。メインプログラムのドボルザークの「新世界より」はともかく、ブラームスの大学祝典序曲というアマチュアは演奏しちゃダメといわれる難曲がさりげなくプログラムに入っています。私にとっては英検準1級よりも、こちらの方が驚きです。

 

 オープンスクールも、オーケストラクラブの定期演奏会もWeb申し込みとなっております。小さいLady達の活躍をご自身の目でご確認ください。

 

 

 

ノートルダム女学院中学校・高等学校オープンスクール

2017年6月13日 火曜日

京都のミッション系の女子校、ノートルダム女学院は、中学校からは120名以上の募集ですが、高校からは30名程度の募集といった、中・高6年間を通して学ぶ生徒の割合が高い学校です。京都に暮らしている人にとっては馴染みのある白川通りの「錦林車庫」のバス停に夕方になれば茶色い制服の御嬢さん方が横一列に整然と並んでいる光景を見ることができます。

それはさておき、この学校、大学への推薦枠を豊富に持っている事でも知られています。2015年実績として、同じキリスト教系の関西学院大学へは20名の、同志社大へは7名、上智大へ4名の指定校推薦枠があったそうですが、昨年度、関西学院大学の「協定校」になりましたので、もっとその枠は拡大されそうです。それ以外でも、関西大10名、立命館大8名、さらに薬科大で12名、歯科大で8名など難関大の推薦枠も持っています。というわけで、この学校で上位にいればこれらの大学が待っているというわけです。

元々英語教育が熱心な学校ですが、昨年度から新設されたグローバル英語コースは、英検準1級取得を目指すという目的がはっきりしており、そのためのカリキュラムが用意されています。さらに2018年から3コース制となって、指定校推薦に加えて、一般入試でも戦えるように、新たな大学入試にも対応するという計画です。

詳細についてはひとまずオープンスクールに参加して、説明を聞いてみましょう。茶色い制服の試着もあるようです。

(画像をクリックするとPDFが開きます)

ところで、この学校、ミッションスクールなのに座禅体験が行われているそうです。教会が怒ってこないのか大丈夫なのでしょうか。気になる方は直接お聞きください。

 

 

ノートルダム女学院中高 注目は中学の「プレミアム入試」

2014年9月16日 火曜日

ノートルダム女学院中高の、秋の塾対象説明会の様子をご紹介します。

学校概要です。

標準コースである「A類型」と、特進にあたる「B類型」の2コース制で、前者は私立文系・薬学系・看護系への進学を目指しますが、豊富な指定校推薦枠を使った進学が多く、最も多い進学先大学としてはノートルダム女学院大となっています。後者は国公立及び難関私立大への進学を目指し、夏期講習などを充実させています。

近年はICT教育に注力し、全教室に電子黒板配備(済)、iPad導入は今秋開始、研修や実践報告を実施されているようです。

クラブ加入率は、中学81%・高校60%。クラブ活動の他に、華道・茶道・音楽(声楽・ピアノ・バイオリン・フルート・箏)の課外レッスンを開催し、今後は語学系にも拡大を予定されているそうです。全校生の10%程度が受講しているとのことでした。

通常の自習室とは別に、19時半まで使用可能な「特別自習室」を設けているそうです。

大学合格実績についてですが、春の説明会の際に具体的な内容をご報告頂き、こちらでもご紹介をしています。こちらのエントリー「ノートルダム女学院中高 中学の自己推薦入試で変更」で詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてご一読下さい。

関関同立の指定校推薦枠は46名分あるそうですが、今春は25名が使用と、全ては埋まっていないとのことでした。特に理系枠の利用が著しく低く、「来春からカリキュラムを見直して枠が埋まるようにしたい」とのご説明がありました。

入学前の中学校の成績が平均程度だった生徒が、3年後の進路として立命館大や関西大の指定校推薦が取れている、という例もあるようです。

最後に、2015年度入試についてです。

自己推薦入試の審査基準に変更が入ることになっています。従来の「模試結果」に加え、小学校成績の基準が新設されます(模試か小学校成績のどちらかを要クリア)。

また、自己推薦入試では2015年度入試より申請後1度「相談会」と称するものに出向くことが求められることになっています(これまでは書類審査のみだった)。

同校は、連続日程受験による優遇措置を設けられています。次の通り(後の方の試験で表記の分だけ上乗せされる)です。

Ⅰ+Ⅱ午前 満点の5%
Ⅰ+Ⅱ午後 満点の5%(15点)
Ⅱ午前+Ⅱ午後 満点の5%(15点)
Ⅰ+Ⅱ午前+Ⅱ午後 Ⅱ午前で5%・Ⅱ午後で7.5%(23点)

最終回の入試日程を大幅に先送りとし、「プレミアム入試」と命名。この入試は「B類(特進)」のみの募集とし、合格者は全員何らかの「特待生」が適用になるという、大変面白い入試をされます。特待生は次の3段階です。

①授業料全額免除  ②授業料半額免除  ③授業料1/3免除

高校入試において面白い点として、専願には面接(10点)を実施し、5科の評定を各教科10点満点・合計50点満点を面接の10点満点とともにボーナス点として加算する、というものがあります。

ノートルダム女学院中高 中学の自己推薦入試で変更

2014年5月22日 木曜日

ノートルダム女学院中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

今春の大学合格実績についてです。

今春卒業生数は122名でした。国公立大8名・関関同立35名(うち現役30名)、産近甲龍は現役で11名、私立大薬学部10名(うち現役5名、指定校での進学含む)といった実績となっています。国公立大は例年現役だけで7~8名の合格がいるようなので、今年は少なくなっているようです。要因としては、B類(特進)の卒業生が少なかったからというものを挙げておられました。また、近年国公立大志望者は理系志向が強くなっていることも傾向としてお教え下さいました。

A類(標準)は指定校推薦での進学が多い一方、B類(特進)は一般入試での進学が多い、というコース別の特徴があるようです。

また、併設校である京都ノートルダム女子大へは毎年学年の約1/3が合格し、そのほとんどが進学されているそうです。

入試についてです。まずは中学入試からです。

自己推薦(学力+活動歴で審査し、受験資格を得た者は個人面接)と一般(2科or4科)の2種類が設けられています。

各教科の出題傾向等は以下の通りです。

国語
漢字だけで10問・20点前後出題。ことばの問題も10点強。記述問題は今年の前期Ⅰで70字と60字の記述を出すなど、長いものを出している。80%の字数に満たなくても部分点は出す。

算数
計算問題・小問集合で25問中16問出題されている。

社会
毎年量が多い。今年は問題用紙が7枚。知識を問う問題が多いのと、知識を意味的につなげる問題を出す。

理科
毎年量が多い。実験・観察を多く出す。

2015年度入試においては、自己推薦入試の審査基準に変更が入ることになっています。従来の五ツ木駸々堂模試に加え、以下の小学校成績の基準が新設(模試か小学校成績のどちらかを要クリア)されています。

詳しい情報は次の通りです。

(さらに…)