関関同立 秋時点の模試偏差値一覧③ ~同志社大 編~

2011年12月19日

関関同立 秋時点の模試偏差値一覧① ~関西学院大 編~
関関同立 秋時点の模試偏差値一覧② ~関西大 編~

に続くエントリーです。各社の模擬試験において、関関同立4大学の全学部がどのような評価となっているのか?それを基にして狙い目学部はどこなのか?について考察するシリーズです。

3回目のエントリーとなる今回は、同志社大についてです。こちらもここ数年で多数の新設学部を誕生させていますので、学部間のレベルの位置取り争い(?)が激しくなっています。下の表をご覧ください(画像をクリックすると拡大します)。

同志社大※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

古くからある学部の中では文学部・社会学部・法学部といったところが高いレベルとなっており、この点については「イメージ通りだな」という印象です。

しかしながら、2008年度に新設されたばかりの生命医科学部もそれらに負けない高いレベルとなっていることがわかります。立命館大の生命科学部と同じ年の設置とはいえ、関関同立で初めて生命系に進出した学部ということがあり、高い評価となっています。

どの学部も入試難易度が高い同志社大の中で、あえて「狙い目」である学部を見つけるとするならば、文化情報学部なのではないでしょうか。

各社の模擬試験による成績評価を見てみますと、他学部に比べて上限のレベルが低めになっていることがわかります。

また、同志社大の中ではあまり人気があるとは言えない学部であることを大学側もご承知だからかどうかわかりませんが、一般入試における入試回数を計算してみますと文化情報学部は4回のチャンスがあります(一般型3回+センター併用型1回)。対して、他学部はといいますと、多くても3回、少ない学部だと2回しか入試機会がありません(いずれも一般型とセンター併用型の合算)。

模試による評価も手ごろな上に、入試機会も他学部に比べて1~2回多い、ということで、文化情報学部は狙い目ではないでしょうか。

次回、最終回はいよいよ立命館大についてのご紹介となります。