追手門学院大 一般入試に向けて

2011年12月28日

追手門学院大が受験生対象に実施された一般入試対策講座にお邪魔してきました。

追手門学院大

阪急 茨木市もしくはJR 茨木の各駅からスクールバスで約30分でキャンパスに到着します。

今回のイベントでは、英語と国語についての対策講座がありました。当日配布された資料などから各教科のポイントを以下にまとめてみました。

英語
①過去2年の出題内容は以下の通り。
長文読解の大問2題、4択形式の文法・語法空所補充問題が小問8題、対話文並びかえが小問5題、語句整序問題が小問5題、となっている
②全体的な難易度は標準レベル、様々な知識を駆使して解答を導き出すような難解な問題は少ない。出題範囲は多岐にわたるが、高校で学習する1つ1つの英文法単元の基本的な知識、頻出の語法や熟語・会話表現の知識、標準的な市販単語集程度の語彙力があれば対応出来るレベル。
③長文の出典は人文系の内容が中心で、一部を除き教科書や大学入試用の問題集などで受験生にとってなじみがある内容が多い。また、語数も300~400語という中文で、論理展開に複雑さは無く取組みやすい。
④長文の設問内容は、1.代名詞や抽象的な名詞、代動詞が指すものや省略箇所の復元を問う問題 2.熟語や単語の知識を問う問題 3.下線部和訳を選択する問題 4.表題選択問題 5.内容一致問題 と多岐にわたるが、そのなかでも特に1の出題割合が高い。
⑤文法・語法空所補充問題は基礎~標準レベルの問題集を繰り返し取り組むこと、対話文並びかえ問題及び語句整序問題は市販問題集及びセンター試験の過去問で会話表現、特有の構文・表現に慣れること、

国語
①問題文の総字数は約4000~6000字、長文への対応は必須。
②出典のジャンルは多岐にわたっているものの、どの問題も専門的な知識を問うものではなく、基本的な語彙力・読解力で対応出来る良問。
③問題構成は、1.漢字・語句の意味 2.内容を問う問題と接続関係を問う問題を扱う空所補充 3.傍線部読解問題による内容説明・理由説明 4.本文全体の理解を問う内容・主旨合致問題

国語においては特に「漢字・語句の意味」の問題は全体のマーク数の40~60%を占めているという、驚きの高比率となっています。ここで必ず満点をとれるよう、しっかりと対策を進めておきたいものです。