森ノ宮医療大 AO入試で変更あり

2013年5月14日

森ノ宮医療大が2013年4月21日(日)に受験生・保護者対象に開催されましたオープンキャンパスにお邪魔してまいりました。

まずは今春入試ではる、2013年度入試の結果について簡単にご紹介します。

志願者数は理学療法学科で61%増、看護学科で122%増と、かなり人気となっています。なお、看護学科は高校に指定校推薦枠を出していないようなので、「実力一本」で入試を突破して合格を勝ち取る必要があります。

今年の入試においては理学療法学科と看護学科共にAOや公募推薦で合格を多く出し、高い歩留まり(手続き)率となってしまったため、一般入試での倍率が高騰してしまい、厳しい入試となったのが特徴です。今回の説明で「次年度は一般入試でも合格を出せるよう調整する予定」とおっしゃられていましたので、AOや公募推薦の難易度が上がると思われます。ご注意ください。

鍼灸学科に関しては、AO入試で受験者数53名・合格者数44名と多くの合格者を確保しています。これは「鍼灸学科と競合するのが専門学校が多く、そういった学校は早期に生徒を確保してしまう」という状況があり、それに合わせてAO入試で多めに合格を出す必要があるためです。

特別特待生入試についてご紹介します。森ノ宮医療大では、入学金・授業料をはじめとした学納金全額を入学時から4年間免除する「特別特待生入試(全額給付型奨学金入試)」を実施しています。公募推薦入試2回目の日程と同日に実施されますが、この特別特待生入試で出願・受験の者のみが特待生の審査対象となる専願の入試です。例え特別特待生入試で不合格となっても、公募推薦入試2回目の合否判定は行われますのでご安心下さい。

2014年度入試に向けての情報です。

AO入試の選抜方法が「総合基礎学力試験と個人面接」の形へ変更されます。総合基礎学力試験は「英語・国語・数学・生物(人の体が中心)」に加え「一般常識」を混ぜた、幅広く基礎学力を問うものとなるようで、マークシート式となっています。

また、AO入試に新しい形式である「スポーツAO入試」が新設されることも発表になっています。このAO入試で募集されるのは鍼灸学科のみとなります。出願の条件としては、サッカー(男子)・バスケ(女子)において、都道府県大会ベスト16あるいはそれに準ずる実績を持ち、クラブ顧問から推薦を受けられる生徒、となっています。この方式で合格した生徒に関しては、本来は2回生進級時に成績上位者のみで選抜される「鍼灸学科スポーツ特修コース」に必ず進学できることが約束されることになります。

最後に、面接試験についてです。面接試験は公募推薦及び一般入試ではグループ面接、それ以外の入試形態では個人面接と、必ず実施される。面接でよく聞かれるのは以下の項目となっています。

なぜ鍼灸を? なぜ理学療法を? なぜ看護を? なぜ森ノ宮医療大を? 自分の長所は?
森ノ宮医療大でやりたいこと 卒業後の進路(夢)
勉強・クラブ活動・ボランティア活動の取り組み