龍谷大学 後期入試に向けて

2010年3月2日

龍谷大の後期(C日程)入試向け対策講座に参加してきました。

後期一般・センター利用共にすでに出願が締め切られていますが、今回も「最後まであきらめずに頑張る」受験生の皆さんのために、いろいろな情報をお届けしたいと思います。

龍谷大の今年の入試の状況ですが、大きく経済学部の志願者数が減っているようです。前期一般であるA日程で約2割減少、同じく前期一般のB日程では3割減っている、とのことでした。他の大学と同じように、やはり「資格・就職に直結する学部が良い」ということで、特に法学部などに受験生が流れてしまっているものと思われます。

今回の説明会では英語の対策講座も行われました。それについてお伝えしたいと思います。

龍谷大の英語は大問4つで構成されており、試験時間は70分となっています。解きにくい問題があるという訳ではなく「ごくごく標準的なレベル」の問題、かつ、問題量も適切な量となっており、比較的対策のしやすい内容となっています。ですから、この後期入試で初めて龍谷大を受験する方でもすぐに傾向になれることが出来ると思います。

さて、大問ごとの出題内容・問題数・理想的な解答時間などについて表にまとめてみました。

龍谷大 C日程英語

大問全体の配点については大学から発表になっていますが、1問あたりの配点については公表されていません。よって、その部分についてはあくまで「予想」だということをご了解ください。

大問1の長文が全配点の約半分を占めており、ここが合否を分けるポイントであることがお分かりいただけると思います。この大問では15問出題されていますが、「熟語を問う」という基本的なもの、「複数の意味を持つ単語について、この場合の適切な意味を選ぶ」というような単語・語法に関するもの、長文問題らしい「文脈に関する問題」など、実にいろいろな角度から出題されます。試験時間の半分をかけてでも、丁寧に取り組んでほしいと思います。

同じ長文の大問2は、大問1とは異なり長文自体が短く、出題内容についても単語・熟語・文法といった細かいことは問われずに文脈把握などの読解に関するものが出題されています。

大問3の会話と大問4の整序は、共にセンター試験で類似した問題が出題されていますので、そちらも合わせて解いておくと良い対策になると思います。

龍谷大の後期一般(C日程)入試は3月7日(日)に実施されます。それまでの残された時間は、これまで使ってきた単語集・熟語集・問題集と赤本、場合によってはセンター試験問題も合わせて、対策を進めていきましょう。