関関同立 2014年度最新模試偏差値一覧&過去3年の推移①

2013年12月6日

大学入試に関しては、ただがむしゃらに勉強を進めるだけではなく、いわゆる「入試情報」をしっかりと入手することでライバルよりも有利に受験を戦うことが可能です。

受験生の皆さんが入手出来る、あるいは入手すべき入試情報はいろいろあります。志望している大学・学部における入試変更点、志望大学・学部の人気動向、志望している学問系統で人気のある大学・学部や人気が無い大学・学部、といったものが中心となります。

これらの情報をしっかりと持っているかどうか、そしてそれを正しく分析して出願先を考えたり受験勉強を進めることが出来るか、も合格を大きく左右します。

前置きが長くなりましたが、今回から4回のエントリーで近畿地区私立大の雄である関関同立それぞれの全学部がこの秋の各社模擬試験においてどういったレベルになっているのか、をご紹介いたします。

今回のエントリーでは、関西学院大を取り上げたいと思います。下の画像内に表の見方等が記載されています(画像をクリックすると拡大します)。


※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

関西学院大で最も高いレベルの学部として評価されているのが国際学部で、河合塾で62.5~67.5、代ゼミで63~67という値がつけられています。ここ数年の「国際系人気」において近畿地区私立大の頂点に君臨するのが同志社大 グローバルコミュニケーション学部とグローバル地域文化学部、立命館大の国際関係学部、そしてこの関西学院大の国際学部です。

その一方で、神学部を除いて、関西学院大の中で比較的手ごろなレベルで入学出来そうなのが、教育学部・総合政策学部の2つとなっています。

理系である理工学部は、どの模試においても評価が上下に幅広くなっています。それだけ人気があって難易度が高い学科と人気が無くて難易度が下がってしまっている学科の差が激しい、ということを示しています。

続いては、今年を含む3年分の河合塾第2回全統マーク模試時点の学部別偏差値を一つの表にまとめてみました(同じく、画像をクリックすると拡大します)。


※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

赤い棒グラフが今年の偏差値ゾーンで、黄色が2013年、緑色が2012年のものとなります。

先ほどご紹介をした国際学部は今年若干偏差値が上がっていることがわかります。難化に注意が必要です。

反対にここ3年で偏差値を下げているのが法・経済・商の各学部です。全国的に見てもこれらの学部は不人気傾向なので、その動きと一致していることになります。

また、教育学部に関しても下のラインが下がっており、関西学院大の中でも偏差値的には「狙い目」となっている所です。

次回のエントリーでは関西大の模試偏差値一覧をご紹介します。お楽しみに。