大和大 初年度から厳しいライン引き

2014年8月6日

大和大の高校・予備校対象説明会にお邪魔してきました。

この3月には完成したばかりのキャンパス内をご案内頂きました。その時の様子はこちらのエントリー「大和大 開学に向けキャンパスが完成!」でご紹介しています。ぜひご一読下さい。

大学概要です。

教育と医療を揃え、この春開学しました。

特に教育学部は小中高すべての免許が取れるなど、私立大ではそうお目にかからない魅力的な構成となっています。吹田市との連携による実習や研修の確保、西大和学園の入学式や卒業式に参加するなど手厚い内容が用意されています。

教育学部と保健医療学部ともに海外研修・留学制度を充実させているのも特徴です。特に看護学科でも2セメスターの留学が可能となっているのは、他大学には無いのではないでしょうか。

保健医療学部の中に設置されているのは看護・理学療法・作業療法・言語聴覚の4つですが、看護を除く3つが揃っている大学は全国にも13大学しかありません。この辺も非常に特徴的です。

看護学科では、看護師の他に助産師・保健師・養護教諭一種の4種類の資格・免許が取得可能です。助産師・保健師のどちらか片方はプログラムとして持っていない大学が多い中、両方あるのも魅力です(共に定員枠あり)。

2014年度入試結果についてです。

初年度から、受験生にとって非常に厳しいライン引きとなる入試だった、というのが率直な感想です。

人気を集めたと言えるのが数学教育専攻と看護学科の2つで、反対に、作業療法専攻・言語聴覚学専攻は受験生が集まらず、苦しい入試となった様子です。ただし、合格者の歩留り率を「30%」と予想していたところ、実際には50数%あったとのことで、第一志望者が多かったのではないかと推測されます。

2015年度入試に向けてです。

センター試験利用型と同併用型が新設されることになっています。また、初等幼児教育専攻に英語に強い小学校教諭を養成する英語コースが新設されます。

他、既存の入試に関しては変更点はありません。