大和大 一般入試英語で出題方針に変更あり

2015年1月15日

大和大が生徒・保護者を対象として開催された「一般入試直前対策講座」にお邪魔させて頂きました。

昨春開学したばかりの大和大ですが、2016年4月より政治経済学部を新設する予定として現在準備を進められています。もしこれが実現すれば西日本唯一の政治経済学部、となります。

予定されているおおまかな内容は次の通りとなっています。

①日本の未来を切り開く、政治・行政・経済・経営のリーダーを育てる
②政治・行政・経済・経営の現場にふれる、臨場感あふれる特別講義を展開
③理論に裏打ちされた実践教育で、夢を現実のものとする充実のコース編成

さて、今年受験生の皆さんにとっては先ごろ終了した公募推薦入試の結果や、間もなく開始となる一般入試についての情報が欲しい所かと思います。

まず、2015年度の公募推薦入試結果についてご紹介致します。

保健医療学部 総合リハビリテーション学科の3専攻についてのみ、公募推薦が実施されています。入試結果については以下の資料(大和大HPより抜粋)の通りとなっており、特に第2回については募集定員以下の合格者数にするなど、締め付けが厳しいものとなっています。理由としては「第1回と第2回では合格ラインを揃えているから」とのことでした(画像をクリックすると拡大します)。

一般的な話ですが、今回の大和大のように実施期間が大きく離れている場合、後の方の入試になると「前半の入試で不合格になった者」が集まる(反対に言うと成績的に優秀な受験生は前半での入試で合格者として抜けていく)形になるので、おのずと後の方の入試ではレベルとしては前半の入試よりも低めの受験生が集まる傾向にあります。

であるにもかかわらず、前半の日程と同じベルで合否を分けているようですと、合格者が少なくなるのは当然のこと、となります。

今回の説明会では「英語の一般入試対策講座」が行われたのですが、その中で「2014年度入試を振り返って、問題が易しすぎたとの反省がある」との発言がありました。それを受けて、英語においては2015年度入試で次のような変更点が予定されているとの発表がされています。ご注意下さい。

①マーク試験に発音・アクセント問題を追加する
⇒ 今春のマーク試験は大問5つだったが、次年度は7つになることも発表されている

②記述試験の記述量を大幅に増加する
⇒ 今春の英作文問題は「並び替え」「部分英作」だったところ、次年度は「与えられたテーマで100語程度の英作文」へと変更され、一部日程(1/29・2/9・2/20)では和文英訳問題が新たに出される

100語というかなりの分量の英作文が課されることになるなど、特に記述試験においては受験生の負担がかなり大きくなります。これに関してはこれからしっかりと準備を進めるようにしてほしいと思います。