関関同立 2015年度入試向け模試偏差値一覧(関大編)

2015年1月8日

2015年度入試に向けた各社の模擬試験において、関関同立4大学の全学部がどのような評価となっているのか?それを基にして狙い目学部はどこなのか?について考察するシリーズです。

前回はこちらのエントリー「関関同立 2015年度入試向け模試偏差値一覧(関学編)」で、関西学院大の偏差値をご紹介しました。

2回目のエントリーとなる今回は、関西大の動向についてです。早速表をご覧いただきましょう(画像をクリックすると拡大します)。

※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

法学部と文学部は各社の模試ではほぼ同じ評価となっています。ここの所は法学部の方が評価が下だったのですが少々盛り返してきており、反対に文学部の人気にやや陰りが見られるようになっています。

それら2学部よりも高い偏差値が設定されているのが、外国語学部です。前回のエントリーでご紹介した関西学院大の国際学部、同志社大のグローバルコミュニケーションとグローバル地域文化の2学部、立命館大の国際関係学部、そして関西大ではこの外国語学部が、それぞれの大学の中でも高い偏差値となっています。

反対に、偏差値レベルから見て「狙い目」となりそうな学部としては、人間健康・総合情報・社会安全の各学部で、関西大の中でも手ごろな偏差値設定となっています。特に駿台の評価ではいずれの学部も偏差値の下限が50ギリギリであるという点で共通しています。

理系の3学部はどれも似たような偏差値帯域に位置しておりますが、システム理工学部は偏差値の上限が他2学部よりも低めになっています。人気・難易度の面で他の2学部と比べて少々楽な戦いになると思われる入試日程・学科があるようです。狙い目学科を探してみるのも良いかもしれません。

当シリーズの次回は、同志社大の偏差値動向についてご紹介します。